ちきりん氏のブログが面白い(第一弾)

 先日の堀井憲一郎氏の本でもとりあげたちきりん氏のBlog。以前からずっと誠:Business Media上の記事を読んでいた。最近、本人のBlogを知って読み始めたらこちらの方が面白い。やっぱり本人のストレートな意見が気兼ねなく書いてある方が読んでて楽しいね。
その上で、一番最初に取り上げるのがこの記事=「極論の使い方」
非常に面白い記事なので、まずはLink先を読んでいただくとして。

それでもちきりんは、こういった「暴論・極論という方法論」が好きです。なぜなら暴論や極論には、「何が問題なのか」という核心を明確に浮かび上がらせる 効果があるからです。上例でも、一見無茶にも聞こえる意見を通して、山田氏が「何が問題だと感じているか」が非常にビビッドに分かります。

結局、100%正しい意見なんてありえなくて、80%ぐらい正しければ口に出す価値はある。もちろん残りの20%について反対意見を述べる人はいるけど、そこを気にして黙っていても何も進まない。頭が良くてもコミュニケーション力が低い人は、すぐに反論をリストアップしちゃっているのだと思う。けど、そんなことやっても意味ないって。自分で考えた反論なんて、結局は自分の枠の中の話じゃん。とりあえず言って、相手の意見を聞いて、その上で相手と一緒に考えてより良い案にしていく。最初から自分自身の中で完結して、パーフェクトな案を探すのは、結局、ナルシスティックな世界から出れないよ。現実は数学みたいに論理で突き詰めれる世界じゃないんだからさ。

たとえば先日の堀井憲一郎氏の意見で一番大事なのは「若者をマーケティング対象にする社会は80年代から始まった。若者はそこに巧妙に絡めとられた」という部分であり、この事実は誰も否定しないし、明確&実証つきで言ったのはやぱり堀井憲一郎氏の本が最初だから。私も残り20%についてあれこれ言っているけど、最初にこのコアを明らかにした点はすごく尊敬してるしね。

会社の中での議論もそう。反論が出ることを恐れていたら口を開く機会は一生無いから。反論が出るのは当たり前と覚悟した上で、80%は正しいと思える内容を言ってみる。そういう攻めの間合いこそが必要な場面がある。もちろんビジネスではまず相手への傾聴から始まるんだけど、社内のフランクな会議では発言して初めて居場所ができるのだから。そういう態度は外資系では当然みたいだけど、日本の会社なら発言しなくても次回も声がかかる事も多い。けど、やっぱり影では「あいつは何も言わないけど、まあしょうがないからメンバーに入れておこう」って陰口たたかれるだけだしね。

ちきりん氏は暴論・極論について
ちなみに、この「極論という方法論」は、リーダー向きの思考方法です。組織の上に立つ人にとっては、細かいことより先に、まずは進むべき道を大きく示すことが重要です。右に行くのか左に行くのか、何が問題で何が目指すべきものなのか、それを大胆に明確に示すこと。それがリーダーに求められることです。
といっているけど、個人的には別にリーダじゃなくても、こういう訓練はしておいた方が良いと思います。ただ、いきなり言うのはちょっとパス。まず最初は思考実験から始めるべきだと思ってます。「単なる暴論」と「問題をクリアにする暴論」は丸っきり違うからねぇ。たとえ最初に聞いた時の相手の反応が一緒であっても。

じゃあ、思考実験はどうすべきか?
これについて有名なのがビル・ゲイツがIEでインターネットにフォーカスを切り替えたとき。
IT業界では有名な話だけど、もともとWindows3.1もWindows95もインターネットはあまり考慮してなかったらしい。けど、ネットスケープのHITの兆しをみたビルゲイツは、思考実験をした。
「もし、ネットワークのコストが0になったら世界はどうなるのだろう?」
あの頃のインターネットってモデムのダイヤルアップしかなったから、今の100倍以上のコストがあったわけで、あの当時にこの思考実験は凄い。(すみません、昔に読んだ内容なので正確な引用はできませんが)

だから極論ってのは、極端な仮定なんだよね。そこから始まる。
たとえば自分のやりたい事がうまく見つかっていない人がいるとしよう。
そしたらまずは「全てが自由になる世界」を考えればいい。これが極端な仮定の例だよね。
普通は「かわいい子とお付き合いしたい」とか「世界中で美味しい物を食べたい」とかになるのかな。でもこれだけだったら単なる空想(笑 ここからブレイクダウンするのが大事だから、「じゃあそのやりたいことは、どれだけの期間は飽きないで続けられる?」という質問はどうでしょうか? 

ここで「美人だったらずっとOK」と思っている人は、可愛そうだけど何もわかってないです。こういう時こそ「美人は三日で飽きる」という言葉を思い出さないと(笑 南の海でのダイビングもそう。カリブ海にダイビングに行った時、さすがに3日過ぎると「これは自分は職業にはできないな」と思ってしまった。綺麗な海に潜って綺麗な魚とさんご礁を見る。確かにすごく楽しい。けど、それだけの人生はまだいいやって思ったから。

IT業界でビル・ゲイツならぶ有名人スティーブン・ジョブスも「もし明日死んでしまうとしたら?」という質問をたまに自分自身に問いかけるって言ってたしね。このスタンフォードでのスピーチは非常に名高い内容なので、できれば英語の教材としても使ってほしいです。自分自身もこのスピーチは100回以上は声に出して読んだしね。生きる力って意外とこういうベタベタな方法から出てくるもんだから。特に「点と点は後で必ずつながる」という意見が深くて優しくて好きです。Foolishなるのは歳と共に難しくなっているけど、がむしゃらさってやっぱり大事で、どれだけ才能があっても、どれだけ環境に恵まれていても、がむしゃらさが無い限り開かない扉はあると思う。

なんか議論がずれてきているけど、「極論を使いこなす」 それが一番大事で、そのためには極端な仮定から一つ一つ組み立てていく思考方法が大事になるのだと思います。





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