コーヒーロースター:電動焙煎機

まさか電動焙煎機が1万円をきる時代がやってくるとは。

以前に自作した立場としてはびっくりです。

 

これまで電動焙煎機は8万円が標準価格。最近は新潟のストーブメーカーが作った製品が売れ筋。けど、どれも装置にガス・電気の加熱部分を持つ。パナソニックは「焙煎プロファイル(秒単位の加熱温度変化)」をスマフォから設定できる20万円の製品を発売したけど、あれはセレブか情弱向けでしょう。

 

珈琲の焙煎は「ステーキ肉を焼く」のか、「米を炊く」のかどちらに近いか?

正しい問いだけが、正しい解答に辿りつく。そして珈琲焙煎はこれが正しい問い。

もしステーキに近いなら焙煎プロファイルの価値はある。けど、ごめん。米に近い。10年以上焙煎やってきてるから体感で分かる。もっと簡単な証明がある。サイズ。どうみても珈琲豆はステーキ肉よりも米に近い。それだけの厚みしかないんだから焙煎プロファイルなんて意味ない。もちろん無意味じゃない。けど、まずは鮮度(焙煎したらすぐ飲む)やダメ豆を弾く方が大切。

 

殆どの日本人の家庭には炊飯器がある。それと同じなんだって。

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生の珈琲豆 = 玄米    ⇒数年持つ

      = 精米    ⇒1ヵ月

珈琲焙煎  = ご飯をたく ⇒3日

ミルで粉  = ○○丼   ⇒当日

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こうやって対比させると一目瞭然。普通の家庭は白米を買う。けど、ちゃんと拘るなら玄米を買って家で精米する。良く美味しいご飯を食べるために5万円ぐらいの炊飯器を買う人がいるけど、その前に1万円の精米機を買うべき。これこそがボトルネック解消思考です(笑。以前は有機栽培しかなくて玄米の方が高かった。最近はふるさと納税で玄米も安く買えるようになって嬉しい限り。

 

珈琲に凝りだすと、まずはオシャレなケトルを買う。

これが間違いのもと。毎年、珈琲が好きな新人を集めて定時後に自家焙煎講座をやってるけど、結構な確率でケトルを買ってる。そこで珈琲の真実を伝えると皆落ち込む。それだけ形から入るというか宣伝の効果なのかもね。あのオシャレなケトルの効果は「「の」の字でお湯を入れること」だけど、これ自体がほとんど意味ない。それよりも83度の方が大事。お湯をそそぐ間ずっと83度をKeepするには、いちど水筒に入れた方がいいです。昔はちゃんと温度計で測っていたけど、熱湯は100℃以上にならない。だからあらかじめ分量をはかった水を水筒に入れておけば必ず83度になる。もちろん水筒だからやかんよりも流量は細いし「のの字」だったかける。こういうのが真のノウハウです。

 

細かく粉砕すると苦味が出る。

これも間違い。単にダメ豆を弾いてないだけ。弾けば、とことん細かくした方がコストパフォーマンスが高い。けど、やりすぎるとミルで詰まる。だから私は粉がつまらないようにミルの中身まで改造してます。このため、どの市販製品よりも細かい粉にできる。

 

ここら辺のノウハウを書き出すとキリないので。焙煎の話題に戻ります。これまで加熱部分が無い製品は手回ししかなかった。だからこそ1万円を切る値段は理想形。私の自作焙煎機は材料費3000円未満だけど、製作時間を考えたらこの製品は十分に考慮に値する。実際に買って使ってみました。想像以上の完成度。レビューでは色々と書いている人もいるけど原理的な部分に文句つけるなら8万円の品を買え、といいたい。「品質のばらつき」については運としかいいようないけど、私の家に届いた製品は問題なかったですよ。

 

問題点は、、.船礇佞飛びまくること。

焙煎の奥義は密閉度合いのコントロール。私は商売してない中ではかなりのマニアですが、以前にもっとプロなサイトがあった。そのサイトは大学を卒業してプロバイダーが変わったタイミング(たぶん)でなくなってしまった。もったいない。彼の考察は本当に参考になった。その彼の影響でゴールド製フィルターを使うようになったから。紙フィルターだと油分を吸収する。だからコーヒープレスを使う人も多い。けど、極限まで細かくするとプレスじゃダメなんだよね。。なのでこの金属製フィルター。

 

おっと、断線してしまった。珈琲の手焙煎なら、専用網でもフライパンでもナベでも何でも良い。けど、彼は色々と試して、最終的に「やかん」で手動焙煎を進めていた。この正しさ。密閉すぎてもスカスカでもダメなんだよ。この機械はスカスカ。だからチャフが飛ぶ。私の自作機械は2号機から一部だけ網にしたから。

 

問題点◆.汽ぅ困でかい

コンロの上で電動で回す機械の経験上、豆が多すぎても少なく過ぎても焙煎度合いが均一化しない。私の機械は300g。ここからプラマイ50g以上変化するとダメ。そしたらこの機械は、、、多分500gじゃないか。一度しか使ってないけど、このサイズで200gとか在りえないぞ。もちろんもっと弱火でもっと長い時間をかければいいかもしれないけどねーー。

 

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結局、炊飯器が1万円〜5万円になっているように、焙煎機も日本の全世帯が買えばこれぐらいの値段になるのだろう。今は過度期かな。そうであっても手網で焙煎は週に200gが限度です。4年間ぐらいずっと手網のみだったから実感値として分かる。いまは1ハゼで止めて、週の真ん中に手網で最後の調整をしてます。焙煎したら数日(1日間〜一週間)というけど、やっぱり3日を過ぎると味は変わるから。この機械が流行って日本で自家焙煎する人が増えたら、このノウハウも広まるだろう。それぐらいの差あるよ。「のの字」のノウハウは一番影響度低い。まだ紙フィルターを折る方が効果あるから。

 




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