答えを求めて残雪期の富士山へ

雪と氷の世界の先にある静けさと、富士大神の正体


冬の富士山は世界有数の難易度という。逆に夏の富士山は楽で有名。今までずっと澄み切った富士山にトライすべく経験を重ねてきたけど、今回5月2日に登って来てレベル感が分かった。残念なことに5/5に同じ登山口から登った人は滑落して死亡。富士山登山については玉石混合の情報がネットに溢れているから、本当のところで何が大切なのか、それを明確にしたい

 

  1. なだらかで岩場も少ない登山道。夏は高山病さえクリアすれば困難なポイントは少ない
  2. 冬の富士山が困難なのは強風。独立峰で海岸から一気に3700mまであがる地形から風が強くなる。9月末の時点で吹き飛ばされるレベル
  3. どんな山だろうと、アイスバーンの上に20cm雪が積もったら、アイゼンしていても滑る


シンプルに言えばこれだけ。夏の富士山で失敗するのが1の高山病。10人中4人くらいは頭痛で断念。これまでの10回の登山の経験上、大事なのは5,6合目の速度。8合目で頭が痛くなったら酸素缶使うぐらいじゃ登頂はホボ無理。いかに5,6合目を休憩をコマメにするか。極論、7分登って3分休憩ぐらいでいい。2は秋・冬の富士山を越す雲の早さを見れば一目瞭然。北条早雲の名前は富士山の雲が早く流れることから命名されたという。静岡に住んでいるとき秋に富士山5合目ハイキングに行ったけど、あまりの暴風で中腹にある宝永山山頂に行くのに匍匐前進だったから。風で飛ばされても両側はなだらかな傾斜だから怪我は無い。逆にアトラクションとして最高。下手に富士急ハイランドに行くよりもよっぽど楽しい。家に帰ってからも耳や鼻から富士山特有の黒い砂が出てきた。それぐらいのレベルの風。あの風で氷は有りえん。スケート場をノーマルタイヤのバイクで走るレベル。

 

そして3。雪だけだったり氷だけならアイゼンで大丈夫だけど、3だったらどんな山でも絶対に滑る。僕が下山してから麓は雨だったので5合目以上は雪だったのだろう。行った時点で完全にアイスバーンだったから、そこから20cmぐらい積もったんだろうね。そういうときは登頂を諦めて帰らないと。春の嵐が終わった4月中旬以降、GW前にスカイラインが開通して5合目まで車に行けるようになるので、雪山経験がある人にとってこの時期の富士山はそこまで大変じゃない。実際に登山中に15人ぐらいと会ったし、頂上の剣が峰で珈琲&ラーメン作っている間に8人ぐらいと入れ替わりで雑談したから。流石に明け方、シュラフマットつけて降りてくる人が2名いたのにはびっくり。確かにこの時期の富士山にテントで一泊するのはありかも。

 

 

 

ここまでが基本的な登山の話。

ここからがパワースポットとしての富士山。

 

愛鷹山と足柄山に登ったので、4月に足和田山に行ってきました。富士の三足とも言われるけど、足和田山はかなりマイナー。真面目にこの3つを登った人なんて100人もいないのでは? けど、wikipediaの記事を見て、この3つには直感でMUSTを感じた。足和田山の頂上の波動の高さは結構すごい。位山レベルだね。

 

富士山の浅間神社で一番古いのは山宮浅間宮。ここには祭神が富士大神→浅間大神→コノハナサクヤヒメと変遷したことが書いてる。富士山にコノハナサクヤヒメを結びつけたのは江戸時代からと結論が出ているのだから、問題は富士大神の真の姿。御姉様に仁義を切るために大室山雲見浅間神社に前々日から行った。登山だけが趣味の人はここら辺は無関心だし、興味有る人はこの時期の富士山には流石に登らない。両方やらないと見えてこない世界がある。

 

 

興味深かったのが雲見浅間神社。思った以上の急な山道。一番上についたらカップルと年配の男性が1人。雑談してたら娘さんが彼氏を地元に連れてきて、お父さんが張り切って案内していることが分かった。近くで旅行関係の仕事をしているらしく、先日、伊豆西海岸のパワースポットとして安室奈美恵を此処につれて来たといっていた。さすがセドナに行くだけのことはあるね。確かにパワースポットとしての富士山を語る上で雲見浅間神社を知らなければ純粋に問題外だから。

 

雲見浅間神社の山の頂上から富士山が見えた。数年前に行ったときは富士山が見えなかったけど、今回は山宮浅間神社の遥拝所からも富士山が綺麗に見れた。そういうことの積み重ね。家で座禅で心を整流できない器の人間は、これぐらいをしないと見えない世界がある。そして、どれだけバカと言われてもいいから、最初の疑問を大切にすること。初心者の素直な疑問こそが実は一番大切。

 

浅間山は他にちゃんとあるじゃん。なんで富士山の神社は浅間神社なの?それも8合目以上は県境未定で全てこの神社の土地というじゃん。浅間神社は浅間山、富士山は富士神社のほうが良くない?

誰だって最初に聞いた時は驚くし、こう思うと思うよ

 

 

結論として、浅間という単語は噴火・溶岩を意味するんだと。富士山の噴火で麓が莫大な被害をこうむったからこそ浅間神社とした。じゃあ、富士大神は何かというと、今の神体系がやってくる前の地元の神さまでしょう。そのご神体はこの龍だよ。まさか笠雲の中がこんな状態だとはね。「笠雲は雨」とよく言われるけど、笠雲につつまれた富士山は雲の中から見ると霧だと思っていた。まさかドームとは。。今回は見事に白いドームにつつまれて不思議な空間。その先端に泳ぐ龍雲の見事さ。以前の2010年に登った時も龍雲と出会った。あの頃は、この価値がまったく分かってなかったね、俺は。



一歩前に進めると、ひとつ扉が開く。道を究めるにはこの繰り返ししかない。

 

情報としては登る前からあるハズなのに、その情報にアクセスできるのは何故か登ったあと。最初に家でネットを調べてるときはなぜか見つからない。下山後に改めててネットで調べて面白いサイトを見つけた。このサイトが日本でTOPでしょう。ここまで古文書等をちゃんと引用しているのはそういう専攻だったんじゃないかな。そのレベル。特に興味深い点は下記。

  • 頂上の火口の底は標高で言えば8合目。火口の底に浅間大神がいる。だから8合目以上が神聖な場所
  • 徳川幕府が8合目以上を富士宮の浅間神社の社有地と認めた
  • 干支で庚申の年は富士山のご縁。もともと伝説では琵琶湖と富士山は考霊天皇5年の庚申の年に同時に1日で出来たという伝説があるから。ちなみに次は2040。
  • 登山と下山で登山口を変えるのは「山を裂く」といわれ、良いものとはされなかった。
  • 表富士は静岡側。山梨側もそれは認めていた。江戸時代になり江戸に近い山梨県側の登山口が栄えた
  • 北条早雲や武田信虎も登った。昭和天皇は皇太子時代に登頂。8合目まで馬。秩父宮も皇太子徳仁も登頂。
  • 1000円札や昔の5000円札の富士山は本栖湖からの眺め
  • 末代、角行、村上光清、食行身禄が富士山登山としては大切。さすがに役行者は伝説レベルか。
  • 山頂にコノシロ池がある。。雪解けから7月中旬までしか見えないらしい。。

 

真面目に登山をしてれば誰でもびっくりする。それが日本6位で山脈名にまでなっている赤石岳の中腹に大聖寺平という御岳の遥拝所があること。御岳は日本14位なのに赤石岳の中腹から御岳に祈りを捧げるってことは、御岳のほうが上。結局、単純な標高が山の格を決めるわけではない。古くからの価値観では火山の方が上。御岳は火山としては日本2位だから。そして御岳がこれだけ霊山扱いなのは、日本で一番高い湖があるのも理由。けど、まさか富士山の頂上に池があるとはね。。今回で11回目だけど、一回も見た事が無い。次に行くとしたら、この池のためだね。

 




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