初めてこそ最高の登山体験を


「高尾山は麓から登りました。次はどの山がオススメですか?」 会社で趣味は登山・珈琲と言っているから、たまに聞かれることがある。「うーん、東京近郊ならばケーブルカーからの標高差600mの大山かなぁ。けど、個人的にはもっと高い山に行って、ちゃんと富士山を眺めた方が感動すると思う。そんな意味でイチオシは金峰山かな。5人以上そろったら連れてってあげるよ」

昨年の4月、瑞牆(みずがき)山荘までの登山バス運行開始と共に登ってきたけど、あの時は頂上から富士山が見えなかった。富士山が見えるまでは何度も登るの主義なので、秋に再び行こうと思っていた。大弛峠(おおたるみとうげ)は富士山の5合目よりも高い。車でいける地点としては日本で最も高いから、登山の初心者でも誘おうと思っていて。

それだけでなく、夏頃に兄貴に言われたんだよね。「うちの子を高尾山に連れてってくれないかな」「あんな簡単な山なら君らの家族で行きな。同じ300mの標高差だったら日本で一番高い峠から横移動で頂上にいける金峰山の方が絶対にオススメ。俺は幼い頃に仁藤さんに富士山とか色んな山に連れて行ってもらったのは感謝してる。ああいう登山体験こそ子供に与えるべきなんじゃないか」「君の持論はとてもよく分ります。仁藤さんに富士山へ連れて行って貰ったことは、僕も財産だと思っています。 ただ、うちの子は保育園児(年中)で、まだ昼寝も必要な年頃のため、往復5時間のハイキングは、残念ながら、現時点では現実的な選択肢ではなさそうです。《略》 小学校に入った後なら、なんとかなるでしょう。またその頃に、ぜひご相談させてください。 」

会社の新人達は合計4人だったけど、元から縦走予定だったので、連れてくことにした。11/3に行ったけど、その前日に雪が降ったため、木々に薄っすらと雪が積もっている状態。「お兄ちゃんたち、今日は本当に良い登山日和だよ。一年間でも一番良い日じゃないか」と登山バスの運転手さんに言われるぐらい。当然、富士山も見える。4人とも2000m級の山は初めてだったけど、(1人は高尾山すら登った事なかったけど)、それでも特に問題もなく頂上まで往復しました。

大弛峠に夕方戻って彼ら4人は下山。途中で「花かげの湯」で温泉に入って、東京に着いたのは21時前。僕はそのままテント泊で奥秩父縦走してきたけど、次の日はもう雪が全部解けてた。そんな意味でも粉雪をさっと振りかけたような淡い雪景色の登山。登山道は普通にスニーカーでも歩けるのに、この風景。奇跡のような一日だった。


■やっと仁藤さんに少し恩返しが出来たと思う
幼い頃、幼馴染のお父さんが近所の子供を連れて、何度もキャンプや登山に連れて行ってくれた。後から知ったけど、信州大学山岳部の出身で名古屋の私立高校の先生をしていた。高校の先生をしながら、思うことがあったのだろう。僕らが中学校の頃に、自分自身で保育園を作った。それぐらいに自然と触れ合う幼児教育に人生をかけてた。仁藤さんの長男がうちの兄貴と同い年、2つ離れた次男が僕の一つ下で、何度か仁藤さんの家にも遊びに行ったことがある。ああいう人に幼い頃に山に連れてもらえた事、歳を重ねる毎に感謝の念が積もる。だからこそ沼津在住の時は新人を富士山に連れて行った。そして今回、これだけの登山体験を提供出来て嬉しかった。

《二トーと風の子》
宮東町から風の子幼児園が無くなって、ずっと心のどこかで気になってたけど、TV番組で取り上げられるほどになったんですね。おめでとうございます。あの当時、本当にお世話になりました。自分達でナタをつかって竹を割って流しそうめんをすること。そんな夏の日がどれほど大切でかけがえのないものだったのか、やっと分かる歳になりました。ワンダーホーゲル部しかない大学に幻滅し登山から遠ざかっていましたが、ここ5年ほど真面目にやってます。何の縁だが、会社の人材開発部門で働いてます。当時、高校教師を辞めて自らが理想とする保育園を立ち上げた凄さも、やっと分かるようになりました。教育者としても、当時の仁藤さんにまだまだ全然足元にも及びませんが、今回、新人を連れて金峰山に行って、やっとちょっとだけ当時の恩返しをすることができたと感じました。

ネットで調べてたら、こういうサイトみつけました。若い頃から慕われていたんですね。こちらの記事もそう。僕はいつか仁藤さんにまた会いたい。
 




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