不動明王紀行2


関東の三大不動明王の一つ大山寺。この仏像、玉眼が特徴的で、現物は泣き出しそうに見える。写真では右を見てのとおり、逆さに見てもとことん怒っているのにね。これだけ写真と実物の表情が違う不動明王も珍しい、というよりも差の大きさはNo1。ある種の深みといってもいいレベル。あの本でも「関東編」の最初に取り上げられているのも納得。

ただ、御開帳してる時でも、いつもガラス越しに見るハメになるのはやめて欲しいのだが。。本堂の左に2つの不動明王のセット(こんがら/せいたか童子付)があるのだけど、どれもレベルが高い。あれにはびっくりした。残りの二つも平安・鎌倉時代の仏像のようにみえる。普通のお寺なら、十分に本尊になれるレベル。複数の不動明王がいる寺も多いけど、合計のレベルの高さでは特筆モノでは。


二つ目が高幡不動。確かにあのサイズの大きさは圧倒的。石掘りではない不動明王としては日本最大なのかな?  ただ、写真からみた感覚と実物を前にしての感覚が一致しすぎて現物を見ても新たな気づきが少ないように感じる。建物の奥に展示コーナーがあるけど、そこでの仏画等の絵の方が印象に残っている。あまりに顔が大きいと、どうしても細かい表情に気づけなくなるのかな? 普通は大きなモノほど細部も良く観察できるのだけど、、表情は逆なのかもしれないと思い始めている。

3つ目は成田不動山だけど、これって本尊は見れないから。そういう意味ではこれ以上、何も言えない。もちろん目黒不動尊とかにも言っているけど、こちらも本尊は小さすぎて/距離がありすぎて見えない。だから主要といってもこの程度で全然、断言できるレベルでは無いのだけど、、、せめていつか関東三十六不動は全部行きたいと思っています。

ちなみに不動明王を含む五大明王としては、日光の中禅寺湖のほとりにある中禅寺・立木観音が凄かった。日光で一番古いお寺というだけのことはある。分かりやすい日光東照宮よりも上じゃないか。立木観音自体も東寺の宝物殿にある千手観音と同じぐらいの気品がある。旧国宝の現在重文だけど、浄楽寺もそうだけど、戦後に国宝を選びなおした人は眼が節穴では? 中禅寺の五大明王は重文ですらないけど、重文になって当然ぐらいのレベルの高さだと感じる。

 




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