恋愛兵法〜その奥にある「間合い」


な、なんだこの本は。面白すぎる。

「今、戦っている全ての女子たちへ。」
「戦わずして、生き延びる」。 デキるビジネスマンたちがこぞって愛読する、孫子の「兵法」や宮本武蔵の「五輪書」だが、じつは素敵な恋愛や結婚を目指す女性たちにも示唆に富む言葉がたくさんある。古今東西の兵法のエッセンスを元に、気鋭の女性脚本家が、自ら体験談も失敗談もさらけだしながら、全ての悩める女性達に分かりやすく語りかける「女のための恋愛」兵法書 (カバー裏)

とまで書かれたらそりゃ読むでしょう。え、お前は男だろ〜って? 甘い。自分の戦略をたてるだけでなく相手の戦略を抑えるのが真の兵法家。女性のバイブルが生まれたならば読む。逆に女性もやればいい。この本とか読めばヤリチンに引っかかる確率は半分以下になること間違いない。 会社の新人を見ていて痛感する。

まとめサイトレベルで満足している人が多すぎる。
情報にある程度のお金を出す習慣がないと、一生、自己と周囲の経験外に出れない。全てのジャンルにおいて、基本のルール・法則と、初心者が陥りがちな罠がある。それらは5000円前後で情報を集めれば回避できるのだから、しておいて損は無い。もちろんゼロベースでぶつかって取り組む意義は絶対にある。けど、分野が恋愛だと、ひとつひとつが痛いから。

失恋はつらい。皮膚をバリバリと剥がされ、その上に塩水をかけられた「因幡の白ウサギ」と同じくらいにつらいものだ(P.62)
この文章を読んだ時点で、この著者の恋愛経験を信じる気になった。本を信じる前に、それが生まれた源流を信じれるか。まずはここからスタートなのに、それを知らない人も多い。こういう風に率直に書いてくれる著者は素晴らしい。


だからこそ、もう一歩突き詰めたい。

PXXを見て分かった。この事例が一番深いが、その深さを解説できてない。そのもどかしさは読んでいて伝わってくる。一番大事なところを「間合い」という言葉で表現している。武道だろうと恋愛だろうと、確かに最終的には間合いで決まる。じゃあ、間合いの核とは何か。

 

「守破離」の解説も一般レベルでちょっと残念。もっと深い世界を知らないと、その先にはいけない。恋愛兵法というジャンルを初めて作った価値は120%あるからこそ本自体は激お薦めだけど、その先の武道と型の理解はまとめサイトレベル。

 

大学時代に古武術をやりこんで、初めて間合いが立体的に分かった。剣道だろうと柔道だろうとボクシングだろうと空手だろうと、ルールに縛られた現代武道では決して見えない場所がある。ルール無しの総合格闘技大会といっても「素手」というルールはあるから、やっぱり間合いの奥は分からない。

 

剣から初めて、最後に柔を学ぶ古武術と、

柔から初めて、最後に剣を学ぶ古武術がある

これこそが、間合いの奥にある扉。

 

 

「女はオッパイかお尻ではなく頭を使うべきだと言うけれど、でも女はすべてを使うべき(マドンナ)」
引用する故事名言(マドンナは生きているけど)のセンスは確かだから、読む価値は絶対にある。そして、この本を基本とした上での考察を今後書いていきたいと思ってます。僕は結局、杖術・棒術の手前で卒業となり、その先を突き詰めることは出来なかったからこそ、今回の恋愛兵法を題材に間合いの奥を探っていきたいと思っている。

 

ということで、まずは興味があれば買って読んでみてはどうでしょう。色々と良いことを書いている本だから、この中でも何処に注目するかで今の己のレベルが分かる。まずはそこからだね。後日追加します。

 

 




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