カラーボックスを食器棚に

DIYはカラボに始まりカラボに終わる


先日メタルラックの大切さを伝えたが、DIYの基本はcolor box:カラーボックス。略してカラボ。昭和の時代から存在したマストアイテム。最近はサイズも段数もバリエーションが増えたが基本は3段。組立の簡易さと圧倒的な安さが特徴。木のくずを固めながらもMDFより密度が低いから。縦置きで20kg、横置きならベンチになるぐらいの強度はでる。カラボ二つに天板おいて机にする技は平成に入ってから知った。子供机はカラボで一緒に作ってDIY精神を伝える方がいいのでは?

 

今回はカラボで食器棚を作った例です。ダイニングの配置的にニトリの食器棚が置けなかった。なのでメタルラックにカラボを置いて食器棚にすることにした。ポイントはこの丸くくり貫いたドア。当時(2007)はダイソーにホールソードリルが売っていた。いまはぜんぜん見かけない・・・きっと厚すぎる木をくり貫こうこうとして、壊して、商品不良のせいにした輩が多かったのでは?厚み1cmの板なら普通に使えるのに。ニスも塗って裏からプラ板張ったら、かなり斬新なデザインの既製品に見えるハズ。家にきた人は自作と聞くと皆びっくりしてました。

 

しかし、ダイソーの木の板はすこしサイズがたらず、1cm四方の棒2本くっつけたり、くり貫いたあとのやすりもしてないので、近づいてみれば手作り感満載。円も小さいので、中の食器がちゃんと見えるわけでもない。。せっかく中には結婚祝いにもらった中華製の正式な茶器とか入っているのに、、、ダボもダイソーの木材のダボなのでいまいち。いまならちゃんとこういうものを買うが、、ダボの穴はカラボを組みたてる前に空けなくちゃいけないので、もう無理なのですが。

 

まあなんにせよ、うちに自家焙煎コーヒーを飲みにきたら、家具からスピーカーまでDIYも学べる状況。やっぱり会社の人材開発部門にいるかぎり、勉強以外でも伝えるべきものは伝えていかないと。けど、こっちに引っ越したあとは忙しくて滅多にしてないなぁ。。最近働き方改革だけど、沼津に住んでたころは車通勤だったし、やっぱりいろいろと環境は変わる。けど、一度作った家具は使い続けるもんですね。

 




メタルラックに収納かごを吊るす


前回のようにメタルラックを使うと段毎の高さは大きくなる。なので密度を高めた収納には工夫が必要。下から積み上げていくと取り出しにくくなるし、引き出しタイプはそれなりのコスト。上から吊るすことも検討したほうがいい。けど、吊るすタイプの収納かごは奥行きがないものが多い。だからこそこのステンレス棒で両側から挟みこむ手法の出番。

 

写真じゃわかりにくいかもしれないけど、緑の棒。使わなくなった園芸用品を金属のこぎりで切る。DIYにのこぎりは必須だけど、金属用も持っていればそこそこマニア。大体はステンレス棒をホームセンターで買うが、園芸用品の方がコスパは良い。緑がダサいといううわさもあるが、そんなに目立たないです。

 

みてのとおり、スキャナー一体型のプリンター。スキャナーとしても使うために上の空間は空けておく必要がある。けど、めったに無い。なので替えインクなどを百均のかごにいれて吊るしてあります。ワイヤーで吊るすとゆれるが、これはがっちり棒で挟んでいるので。




メタルラックに自作の追加棚

追加棚を制するものはメタルラックを制し、
メタルラックを制するものは収納を制し、
収納を制するものは部屋を制す。



「東欧を制するものはハートランドを制し、ハートランドを制するものは世界島を制し、世界島を制するものは世界を制す。」

格好つけて地政学の言葉を真似てみましたがホントこの通り。「新型コロナの関係で在宅勤務が広がる状況なので急遽ノウハウ共有」ってほどでもないですが、テレビ会議のときに家の中のどこに行くか結構悩む。すっきり整頓されて収納されている部屋だと出来るオーラ漂うからなぁ。これまでスーツや腕時計に向いてた意識も変わるかもね。

 

メタルラック/スチールラックと呼び名は複数あるけど、記憶では2000年以降に広まった。それまでの棚はネジを使っていたのに、メタルラックはミゾとプラスチックだからほんとイノベーション。1枚の棚板の対過重が50kgぐらいあって、シルバーの輝きも映える。値段も高くない。追加の延長ポールやつっぱりポールを買えば天井まで棚にすることもできる。

 

最近は2x4を使った棚(ディアウォール)やボルトラックもあるが、ディアウォールは重さの制限もきついし、4本にしないと倒れてくる可能性がある。天井までの長さの木は分割できないので、使わなくなったときに保管するのも大変。ボルトラックで身長を越す高さは無理だから。


 

けど、メタルラックにも大きな欠点がある。それが追加棚のコストの高さ。専用品しか取り付けれない。なので私は1mのナガネジを使ってます。基本、横幅90cmのメタルラックを買うので、1mのナガネジがちょうど良い。コーナンだろうとカインズだろうと大きいホームセンターなら売ってます。1本200円もしないぐらい。それを2本つかって棚にする。メタルラックを二つ買って、延長ポールを買って、ナガネジを6本ぐらい買って、全部で3列の棚を作る。2つのメタルラック+2000円未満の予算で3つ作れるお得さ。すると壁一面がメタルラックになって収納には困らない。

 

「そんなに棚いらない」かもしれないが、メタルラックの奥行き46cmはワードローブになるし、TVを置くのも楽。安定感を出すにはさすがに真ん中の列にも通常の棚を入れるのでサイドバーも欲しいが。

 

 

これに気づくのに10年ぐらいかかった。。いままでちまちま追加の棚を買っていたので、今は上から1枚目の写真のような両側がサイドバーか、2枚目の写真のような応用例だけですが、次引っ越しするときは一気にやりたいと思ってます。

 

絵で書くとこんな感じかな。

 

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そうそう大事なことを忘れてた。当然ながら長ネジでつくった棚は重いものはおけない。それだけでなく、こうやって活用すればするほど床にかかる荷重はあがるのでメタルラックの足には板をおいて分散させてます。じゃないと床が凹むからね。こんな感じ。もちろんこんなに大きくなくていいけど、余った板をそのまま使ってるだけです。ポールの断面積の4倍ぐらいになればいいと思ってます。


 




食卓に網棚を後付け

食卓をもっと活用するために

DIYコーナーを作っても電子工作ばっかりじゃね。やっぱり王道は木材ですよ!! 最近はDIYにこだわる芸能人も増えているけど、他とかぶってるネタを紹介するつもりはない。新型コロナで在宅勤務が増えるので、これまでいろいろと作ってきたものを一気に投稿してきます!

 

ご飯を食べてないときの食卓は机として普通に使う。書斎なんてない。複数の資料を広げたりノートPCを出したり。そんなときに「ご飯の用意できたから片付けて」といわれても困る。食べたらまた再開するんだから。だから食卓にも引き出しが必要。別に食器を入れるわけじゃないから棚でもいい。実際に最初からラックがついてるこんな食卓もあるが、コスパ最強のニトリの食卓を使っているので。。今調べたらこんな風にたてにしまう後付けもあるんだね。5年ぐらい前の当時はそんなの無かったけど。。

 

かっこよさを考えるなら、大きなガラス板を使って、今の食卓の上にもうひとつ天板を置く。けど、そんなガラス板も高いしねぇ。いろいろと考えて一番simpleに攻めることにした。強度UPとそり防止のために二箇所ついてる補助板を活用。ダイソーで買ったL字の留め金(最近売ってないみたいだが)に、ワイヤーネットを結束バンドでとめる。L字金具は二穴をねじでとめれないので、急遽、外側で固定。重量的には穴ひとつ分ですが、ワイヤーネットじゃそもそも重いものは耐えれないし、ノートPC2Kgに書類・本1Kgなら十分これで可能。こういうとっさの機転がDIYの面白いところ〜〜 全部で500円未満。やっぱりDIYはこうじゃなくちゃね。森泉がマキタの工具を使っているのもみると「やっぱセレブは違うなぁ」と思う。うちなんてほとんどblack&deckerなのに。

 

 




CapsLockを無理やりCtrl

前回までに自作キーボードについて書いてきたけど、出張時や打ち合わせで会議室に入ったときなど自作キーボードを持ち歩けない場面は多々ある。自作キーボードで普段が快適になったからこそ、ギャップが気になりだした。

 

ネットを調べると、レジストリを変更する/ソフトを使って同等のことをするか、特殊なドライバーを入れて、CapsLockとCtrlを入れ替えろと書いてある。もちろんずっと私もそうしてきた。けど、会社が仮想デスクトップになって管理者権限がない。調べるとユーザー権限で編集できるレジストリ部分でも変更できるという情報もあるけど、私の環境ではうまくいかなかった。

 

「CapsLock」「無変換」「変換」の3つのキーをいかに使いこなすか。日本語入力ON/OFFを無変換キーに割り当て、普段は変換キーを使ってないが、、、これまでずっとCapsLockをCtrlとして使ってきたので、今さら変換キーにすることなんてできない。AutoHotKeyの設定を色々やってCapsLockを無理やりCtrlっぽく使えるようになったので情報共有しておきます。

 

 

CapsLockやNumLockやScrLockといったロック系のキーは、キーを押されたときにDown情報はあがるが、キーを話してもUp情報がでない。OSというよりもドライバーレベルでの動作っぽい。VMWareの仮想環境においてもそこは同じ。かつ仮想環境はAutoHotKeyをつかってDownやUpでのキーフック設定ができない。タイマー機能も使えない。どこにも書いてないけど、設定ファイルに書くとエラーがでる。エラーも単に指摘するだけで、仮想環境だから無理とはメッセージを出してくれないのだが。。

 

なので、基本的な考え方としては、

CapsLockが押されたら別の仮想キー(F20とか)をDownして(操作であればDownやUPも記述できる)、

そのあとにcとか押されたら、Ctrl+cなどを投げたあとに仮想キーをUpする。

 

しかしこれだとCtrl+Dで削除の連打とかが使えない。だからCapsLockキーを押されてからミリ秒の範囲なら連続動作も可能とする。最初これを500m秒で設定したが、長すぎる。結局、350m秒に落ち着いた。このように時間計測を組み込むと最初に想定していた仮想キーは必要なくなる。

 

これでも、まだDelとBSの動作はしっくりこない。なのでこの二つだけは特別に長くした。




minimum arcade-controller:ミニマム・アケコン

無印のような最小型アーケード・コントローラー


前回キーボードをとりあげたので続きで今回はアケコン。八年前に作ったので装飾のコルクがかけていますが、想定どおりの作品になったと思ってる。

 

当時、常駐先で働いていて良い職場だったが、やっぱり客先にずっといる緊張感とかはある。

「ああぁ昇竜拳だしてー」

「鳳凰脚でスカっと勝ちたい!」

と心の叫びを言語化できたけど、平日10時過ぎてからもパスだし、休日にわざわざそのために出かけるのも。。家で好きなときにやりたいけど、普通のコントローラーじゃストレス発散にならない。家庭用のちゃんとしたアケコンは2万円前後。そしてでかい。必要パーツを並べるだけなのに、あれだけでかいのも納得いかなかった。

 

自作アケコンを画像検索しても派手だし小さいのはない。しょうがなくゼロから設計。 といっても単にネットにある図面をちょっとかえるだけ。くり抜き加工は渋谷のハンズ。全部MDF版。PS2のコントローラーにつなぎました。 もちろんアケコンの部品は三和電子。

 

もちろんこのサイズなので、このままつかうと動きます。最初はあぐらの足で抑えればよいと思っていたが、地味にきつい座り方。なのでステンレスの板をつけることに。無くてもすむかと思っていたけど、さすがにそれはなかった。一本100円のダイソーなのでそんなに追加投資でもない。

 

使うときはこんな感じで伸ばすとお尻の下までくるので、体重で動かないようになる。想定通りの固定度。

お勧めです。

 

ーーー

餓狼のコレクションを2つと、ストリートファイターズと鉄拳をそれぞれ買って散々遊んでた。最近はホコリかぶってることも多いけど、収納が楽ってのは凄い利点です。

 

 

 

 

 




富士山キートップ/キーキャップ


自作キーボードの人は自作キートップまで行き着く人がいる。逆にキーボードは通常だけど、キートップだけかわいくしてる女性もいる。スマフォのケースに凝るようなものかもね。私も参戦。いろいろ見ててもみつからなかった富士山。残雪期含めて10回以上登ってるし、作るのが非常に簡単なのもお勧めな点。とりえず、通常と赤富士の二つを作ったので紹介。

 

けど用語がキートップとキーキャップの二種類あるのはいまいちだね。統一した方がいい。個人的にはキートップと覚えた記憶だが。。

 

 

 

’磴辰討たキートップで使わないものを選び

∪佛甘擇蚤腓泙につくり

やすりで削って

たГ鯏匹襦淵▲リル絵の具)

ゥ┘シポ樹脂でコーティング

 

以上の流れ。ステップごとに書くほどでもないぐらい。3Dプリンターとかシリコン樹脂の流しこみ使う人もいるみたいだけど、今回は一番安価な方法。そしたら軽さと硬さで石粘土しかない。全部石粘土でつくりよりも既存のキートップを使ったほうが楽。塗料も安価にダイソー等でうってるアクリル絵の具。なんといってもpointはコーディング。ふつうはニスだけど、何度も触る部分だから。いろいろ調べてエキシポ接着剤を使うことにした。もともと自作キーボードではICチップのUSBコネクター固定のために必須扱い。アセトン→除光液を使えば塗りやすくなることを知ってtry。想像以上の光度合い。今回一番skill習得したのはこのコーディング部分だね。

 

もちろん塗り方も大切だが、画像検索で富士山の写真や絵をいっぱい探せば大丈夫かと。紺とエメナルドグリーンと白を塗る普通の富士山と違い、赤富士のほうが苦労するかもね。

黒に近い緑→紫→赤→オレンジで線を入れる。雑に適当に盛りながらやったほうが山っぽくなるというお手軽さ。材料もほとんど百均。この時点で自作キートップデビューは富士山で決定でしょう!!皆さんにもおすすめ。いま画像検索するとひとつもないけど、1年後には溢れるほどになっているはず。

 

他の画像はこちら。これがメイキング

 

個人的には宝永火口を真正面から描いた林武の赤富士が一番だと思っているが、全部石粘土じゃないと無理。どうせなら、そこまでやる??

 

じつは、、赤富士は絵の具を盛りすぎ、コーディングを盛りすぎで、周囲すべてにキーがある場所だと隣のキーに干渉する。。ここまでつくったのを再度削るのは忍びないので、もういっこ赤富士は今から作る予定。。

 

 




自作キーボード 分離型

 

プロは道具に拘る

プロはどんな道具でも結果を出す

 

タイプがわかれる。イチローはバットにかなり拘ってた。単に特注品だけでなく手入れにも。大リーグの同僚がその手入れに感銘をうけたと。だから道具に拘る方が日本人らしさ?

 

うちの業界は当然ながらハッピーハックキーボード:HHKB。事務所でも先輩とか使ってる。僕はずっと一万円以上出す気はなかったから憧れで終わってた。けど、仮想デスクトップ環境になって権限がなくなりCtrlとCapsの入れ替えができなくなった。個人的にはありえない。コピペだけでなく、Ctrl+Aで行頭やCtrl+Eで行末、Ctrl+DでDEL、Ctrl+HでBS(BackSpace)などは必須だから。

 

しょうがなく物理的にAキーのよこにCtrlがある日本語キーボードで一番安価なのを探したらLite2。1月から使用して、Fnキーの場所が気に食わない。そもそも根本的に

 

『スペースキーは長すぎるんじゃ、ボケェ』

は日本人の99%が不満に思ってる。HHKBでもそこは変わらない。いままでより小ぶりでキーが硬めになって肩が凝りだしてついに決断。

 

紹介記事shop、自作サイトをみながらいろいろと考えてた。
・矢印は必須かつ横一列並びは嫌。三角配置

・Enterはバチンと叩きたいときがあるから大きいサイズ

・当然分離型

・親指にはキーいっぱい

・キーの並びはrow-staggeredか格子型か迷ったけど、分離型ならば格子型という意見に納得

・数字列は欲しい

矢印キーに触るのは馬鹿という意見も納得するけど、あれは一部の分野では? 理由は後述)

 

以上をすべて満たして在庫あるのはくまお工房だけだった。そして買いました。作りました。ダイオードは多いだけたが、hotswapソケットが外れやすいので要注意。上記写真のリード線は剥がれた補修です。はんだごて台なんてない。ずっと上記の環境で電子工作してる(笑)。

 

キーキャップを買ったらファーストガンダムっぽかったので、ひとつ黄色にぬってみた。三角に配置した赤の矢印と2uの長さのEnterがミソ。

 

特に小指にEnterがあること。分離型の場合は親指にEnterを配置する人も多いけど、Rubyのまつもと氏の記事を読んでから、セミコロンをEnterにしてきたので。

 

レイヤーには特にこだわってないです。2層。音楽再生ボタンなどもちゃんと設定した。作る前はネットを探してもわからなかったけど、実際につくって分かったのは

 

・Shiftの組み合わせは変更できない。@と?をShiftで切り替えるなんて原理的に無理

   →OSには?のキーコードでなくShiftとバックスラッシュで渡しているから。

・Ctrlと英字キーの組み合わせをカスタマイズはできない。キーボードでCtrl+DをDELに変換することはできない

  ※マニアックな設定ならできそうだけど、事例はネットにない。判明したら追記します。

 

 

全部で2万円弱。分離型だけなら製品版も一応あるけど、この値段なら自作を選ぶ。カスタマイズできるし、なによりも壊れたときに修理して長く使えるから。今日知ったけど、USBにソケットをつけてキーを変換するアダプターがあるんだね。これと人間工学キーボードを組み合わせるのもひとつのソリューション。結局どれもこれも2万円ぐらいする。あとは必要性と好みの問題。カラム配置にしたのでまだ打ち間違いが発生するけど、分離型で肩が開くのはやっぱりいいね!

 

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■矢印とEnterの大切さ。

プログラミング/コーディングしている人はコンパイルや実行時にエラーが出るから修正しやすい。けど自然言語の文章は違う。文章書き終わってコンパイル(⇒誤字脱字checkや読みやすさのチェックとか)できるAIはまだ完成してない。だからいったん時間を置いて冷静になって文章を読み返す必要がある。こういう場合は片肘つきながら矢印キーをちまちま動かすことがおおい。そのときはレイヤーキーとの同時押しとか嫌。物理キーとして欲しいし、かつ一列も嫌。

 

矢印キーは伝統的にhjkl:←↓↑→にだけど、これは身体感覚と違う。日本人とアメリカ人の違いなのかな?縦書き文化と横書き文化に関係ありそうな。個人的には←↑↓→なんだけどなぁ。。けっきょく、この配置だけには慣れなかった。かつCtrl+HはBackSpaceだから。それもあってJKILにそれぞれ矢印を割り当ててます。これはレイヤーでなくCtrlとの組み合わせ。またセミコロンのEnterは文字変換の確定のためなので、長い文章を書き終わったときのEnterは、でっかいEnterキーをばちんとたたく。

二回以上。そして改行増えすぎたBSで消す。え、これって普通じゃないの?(笑

いまはプログラマー界隈ではやっている分離型だけど、一日の大半をキーボードで過ごす人には必要だし、企画寄りの作業している人は上記の要求案だと思う。

 

そうそう分離型キーボードでなくノートPC本体のキーボードとか使っているときは、セミコロン単体だとEnterになり、Ctrl+セミコロンでセミコロンになるようにAutoHotKeyで設定してます。

 

 

 




大人の体内見学としての内視鏡検査

 

人生初の内視鏡検査終わった。何も問題なし。心臓→肺→腸と三年連続追加検査に引っかかっても全て問題なし。さすがに昨日は会社の上司に「今年も何も問題なかったら来年は追加検査うけないですから。健康管理室は就業制限で出張できないようになると脅してきますが、こっちも出張なんて願い下げっていいますよ(笑」と啖呵切ったし、「そもそも自分の体のどこが悪いかなんて3,000メートルの山に登って稜線歩いてたら分かりますよ」とも言ったけど、いまは不思議と感謝してる。

 

 

 

内視鏡検査って、大人の社会見学もとい体内見学。

まさか体の中にあれだけのジェットコースターがあるとは、、、そりゃ知識としては腸の長さは中学で習うレベルだが、それを体感するとは。あんだけ薄いんだね。黒い影と思ったら「これは壁の向うの肝臓です」とか教えてくれる。特に最初の衝撃。尻の穴にグリス塗るために指をつっこまれる。アナルセックスを垣間見た気分。最初の腸洗浄もやってる時はきつかったけど、綺麗になったあとは妙にすがすがしい。ウオッシュレットの逆噴射レベルだけど・・・。1日絶食するならここまでやるべきと思えるほど。

 

18夏の心臓手術では検査入院と本番で二回も毛を剃られるし、看護婦さんが「あらら大きくなっちゃって」とか言うならともかく、専門のおっちゃんで、いやそうな顔してティッシュで摘ままれて剃られるというレイプを垣間見るような体験。あれって、今気づいたけど、本人がやればいいじゃんか。心臓手術自体は全身麻酔だからさっぱり内容分からないし、麻酔覚めたら人工呼吸器に繋がれて半日激痛。

 

心臓手術は二度とごめんだが、内視鏡検査は10年に一回ならありかもね。ディスプレイで腸の中を見せてもらうと、40過ぎたら大事にしなくちゃと決心できるレベル。だから今回の追加検査は感謝してます。ストレスから暴飲暴食になって虐げられている消化部門。ほんとこの記事のように自分の体をケアしていくべき。

 

 

 

ーーーー

[手術前に記載]

まさかこんな羽目になるとはなぁ。これが40過ぎた世界か。

18夏の心臓手術で晩秋の顔面神経麻痺で散々入院したから、もう一生分入院したと思ったのに。検査よりも腸管洗浄液飲むのが大変と聞いてたが、ほんとその通り。バリウムも不味いけど、あの量だから。こちらの液はバリウムよりはマシだが2リットルをちびちび二時間かけてずっと飲むから味覚が変になりそう・・・。




『貨幣論』 岩井克人

圧倒的な名著ながら、いままではるか手前。やっと「お金」を知識としてインプリメントする状況に来たから読んだ。今日は喘息で通院して会社を休む。14時から20時まで途中で休みつつ読む。そりゃ一気読めるほどの楽な本じゃない。

 

この本だけは発売当時に夕食で親が興奮しながら喋っていた。珍しかったから、なんか今でも覚えている。これが家がもつ無形文化財であり、プロ野球の選手が息子の前で素振りするのと同じ。「この世には物質不滅の法則があるから、モノが無くなったと言ってはいけません」も同じだが、あれを小学生で聞かされると人生イヤになるぞ・・・この本は確か高校生ぐらいだった。そういう時期にこのレベルの名著を読ませればガツンと伸びる。居間に転がってて何十個と付箋がついてた。それにビビッて当時に読まなかったのは後悔してるけど、あのときアウトラインは教えてもらったような。課題意識が無ければ内容はすぐ忘れる。いつか読まなくちゃフラグが立っただけだが、それが一番大事なんだろうね。

 

ビットコインなどが出現して、いまはフェイスブックのLibraまで出現しそうな時代だからこそ、あらためて貨幣の本質を真正面から考える必要がある。こちらに特集あるから、まずはこの記事から読むのをオススメこのインタビューも

 

古代ギリシャにおいて、世界で初めて人々が日常的にお金を使うようになりました。ひとつの抽象的な価値で多様なモノを表現している貨幣を毎日使うことによって、まさに「雑多な世界の背後に統一的な法則があること」を日常的に理解できるようになったと。それによって、近代の科学や哲学にそのまま通じる考え方が古代ギリシャで生まれたと、シーフォードさんは言うわけです。

抽象のベースは、ものを遠くからみたら点になること。けど、それは人間以外の動物でも見えている世界のはず。まだここには謎があると感じているが、お金がないと統一的な法則性を感じないという事実はオモロイ。

 

専門家と非専門家の間の契約や、経営者と会社の間の契約は自己契約になるという指摘は滅茶苦茶オモロイ。

自己契約とは、元旦の禁酒の誓いと同じで、法的に強制することはできませんから、経営者や医者が自己利益を追求することを許されると、契約の名の下に、会社や患者を一方的に搾取できてします。例えば、自分の報酬を超高額にしたり、患者を人体実験に使ったりできてしまう。それを防ぐためには、経営者や医者に、自己利益は抑えて、法人としての会社や無力な患者の利益にのみ忠実に仕事をするという「倫理的な義務」を負わせなければならないのです。

倫理といっても最終的には罰則のデザインだと思う。正義感とか、もっと掘り下げるとミラーニューロンとかをあてにしない方がいい。サイコパスっているから。この人の考察は素晴らしいから

 

でも、もしわたしが哲学や倫理学をやっていたら、一生をかけてヴィトゲンシュタインやアリストテレスの解説者で終わっていたかもしれません。なぜならば、言語と世界の関係、法と社会との関係は大変に複雑で、主として西欧において思考されてきたからです。だから、西欧言語を母語としない人間にとって、哲学や倫理学をすることには、本質的なハンディキャップがあります。

そう?今までの哲学の用語の上で哲学をやろうとするからでは? 零ベースで作り直せばいい。言葉で言葉を語るのは出口の無い世界。出口の無い世界は腐る。人工知能はプログラムとして表現して動かす。これこそが出口。プログラムで表現できる哲学をやっている。そして、やっとやっと貨幣まで来た。そりゃそうだ。貨幣の前に所有権とかあるから。

 

言葉と貨幣を同じ地平に載せるのはこの本のあとがきで見た。面白い。この対談では法律までのせてる。ほんと? 法律ものせちゃうのは、自国で生まれたからといって勝手に国民とみなして勝手に法律が縛ってくるからでしょ。生まれたらすぐに勝手に洗礼するのと一緒。どう考えても再洗礼派の方が誠実。

 

とまあ、すべてに同意してるわけじゃないのですが。

逆に、この本の価値は下記。

 

■貨幣になれるのは皆が欲しがるもの:87P

家畜や金銀。保存するにも餌もいらないし腐らない金銀の方が使い勝手が良い

 

■取引ごとに金銀の重さを測るのでなく、計測結果を表面に刻む

  ⇒ 使うたびに金属は磨耗して重さが減る それでも刻んである重さだと見なす これが商品の価値と貨幣の最初の分離:P117

 

■兌換紙幣において、実際に変えてくれと言ってくる人は僅か。だから地下金庫に保管分以上に発行できてしまう:P139

 

■交換用の道具のはずの紙幣は、タンス預金みたいに保存されることで自らが商品化してしまう:P169

 

■商品の価値は自分の欲望がベース。けど、貨幣は他人の欲望の存在が必須。他人の欲望は他人の他人に依存。これが循環性。それ自体に価値が無いお金は、最後の審判の日には無意味。するとその前日でも無意味。それを皆が想定すると前日の前日も無意味。こうやって考えていくと、未来が無限であることをやめたら貨幣は崩壊:P196

 

ここら辺は滅茶苦茶面白かった。そして、これぐらい簡易な表現にすれば中学生だって理解できる。この本も最初はマルクスの説から始まって哲学分野寄りの難解な記述。こういう書き方をしていると専門家しか読まないと思う。恩送りを心がけている身として、今回は正確な引用を無視して書いてみました。

 

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もともと価値はないのに、他人も価値を感じることを前提として流通の連鎖が起こる。

 

これってバブルと一緒では? バブルは、土地でもチューリップでもベースとなる価値はある。紙幣には無い。バブルにおいて膨れ上がった価値に上限はない。紙幣は1万円なら、1万円の価値以上にはならない。そこら辺がミソ。ものさしの目盛りが勝手に長くなったら困るからなぁ。それと同じだと言っていいのか? 色々と考えるべき点は多いな。

 

 




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