会社と社員と終身雇用

数年前「形骸化した朝礼をイノベーションする」というワークショップを実施したときに「3分間スピーチが詰まらないのは当たり障りのない話題だから。トップシークレットをカミングアウトすれば面白くなる」→「社内恋愛よりも転職したい会社」というアイディアが出た。確かにどの業界が伸びると思っているか・どんな働き方をしたいかが一目瞭然になる。面白そうだったので自分の番で試してみた。

 

  • 入社してから3年目〜7年目ぐらいのとき転職を検討して興味がある会社をウォッチしてた
  • 情報系出身なのでやっぱりIT系は外せない。料理も趣味だから、料理×ICTとしてオイシックス
  • 農家が捨てるか自家消費する形が悪い/虫がかじった野菜とネット販売するのは、社会的にも価値があると思えた
  • 当時(2005年前後)はIT企業ではガチャゲーム系が伸びていたけど、ギャンブルは個人的にも社会的にもパス
  • けどオイシックスは完全無農薬&実店舗(高級ストア)路線になって、個人的には残念な方向性へ
  • 結局、私自身も会社の仕事がそれなりに面白くなって、それなりに評価されて?ここまできた
  • ちなみに当時、料理×ICTでクックパッドもあったけど、マネタライズの可能性が低いと思って考慮外
  • まさかネットにあるレシピを製本してコンビニで売れるとは。。
  • もっと凄いのは日本初のビジネスモデルといえる「食品メーカー(キューピーとか)と組んで新しいレシピの開発」
  • いまは当然、クックパッドの方が断然伸びてる。オイシックスはレシピ共有サイトに参入したが敗退。
  • 結論として、新規ビジネスを予想するのは難しいと痛感

結構ウケた。もし皆さんもマンネリ化していたら「転職したい会社のカミングアウト」を試してみたら? 

 

このスピーチのときに触れなかったけど、期待を込めてウオッチしていたのがドワンゴ・ニコニコ動画。もしかしたら日本初の新しい動画の楽しみ方になるかも。銀座に移転&角川を飲み込んで総合メディア企業を目指していたけど、最近は角川から切り離された形になって、、、、動画コンテンツサービスとしてサーバーの投資体力が続かなかった。ドワンゴでもダメならば誰もYoutubeには勝てない、、、と思っていたらTikTokが流行ってる。さすが中華マーケット。

 

かなり前置きが長くなりましたが、、、このドワンゴの一連のネット記事は非常に面白い。

 

社長にとって終身雇用は周囲に言う事を良く聞く出来る社員が多いのだから良い制度。

人事にとっては会社をやめさせたいダメ社員の対応に忙殺されて己も磨り減る悪い制度

安心感は大事だけど、気を抜くと怠惰になる。これは人間の性(さが)だよね。かといって本当のプロみたいに1年更新の年俸制にするのは年収2000万以上ぐらいでは? 「経団連が終身雇用を守れないとカミングアウトしたのは、日本を守れないと徳川幕府がカミングアウトした大政奉還ばりの衝撃」という意見には爆笑したけど、もう無理なのはみんな薄々感じてる。明日は参議院選挙だけど、今の日本の色々な論点って完全に一致するのは夫婦間でも難しいレベルのような。消費税についても色々と思うけど徴収漏れがないのは確か。根本的には家のローンに縛られること。現在の年収でローン返済計画を組んでいるから年収が下がる転職ができなくて、40過ぎて年収があがる転職ができるのは対象層の半分もいない。人口減で空き家が問題になっているのだから、お金の補助じゃなくて住む場所の補助の方がよいのでは、、、

 

ここら辺は簡単に答えのない問題だが、ドワンゴの会長の対談と社員の告発は非常に面白い。

ドワンゴ川上会長の対談

そこで名指しされた社員の反論

 

  • どんな会社であっても「以前は良くても今は悪くなってきた仕組みをなかなか変えられない」制度骨折なフェーズがある
  • この骨折に巻き込まれた社員は本当に可哀相だが、社会も会社も働く人も変化する中で発生をゼロにはできない
  • 骨折が積み重なっている時期と、それを解消する時期があり、重い腰をあげるまでの時間の長さもある意味納得。逆に解消すると決めても、すぐに解消もできるほど優しくない。ルールは強権だが、社員の考え方とかマインドセットは1年じゃ無理。
  • 制度骨折が積み重なる時期は3年間ぐらいあるし、そこに直撃された社員はこのストレスにその期間ずっとは耐えれない

 

会社が急激に大きくなるタイミングではこういう制度骨折が発生するし(制度骨折というよりも個人に依存した曖昧な制度で回らなくなる)、それに耐えれなかったのは至極納得。ただ「3年後に採用された新人は給与が高く、自分達も上がったけど新人と同じ金額だから転職を決断した」部分については・・・。会社の総人件費と採用市場での競争力を考えるとしょうがない面はある。ここだけは、ちゃんと社長が腹を割って社員に明確に言えば伝わる話だと思う。影でこっそりやるから、その後で「今年の新人から30万円になったらしいぞ」と噂になる最悪なケース。4月の新人の入社の前、せめて年明けぐらいに発表して、1月〜3月の3ヶ月間でも先に若手を30万円の給与にしておく。ここまでのケアは伸びてて忙しいベンチャーの社長が気づくには難しいから人事部長が提言すべき。けど、技術系ベンチャーの初期の人事部長って、こういう点まで配慮できる人は少ないのね。。それもこの世の道理だとは思うけど。

 

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最初知った時は「短い動画しか投稿できないYoutube」という理解で、TikTokの何が凄いかさっぱり不明だったけど、この分析は非常にCoolで感動レベル。「15秒だからこそ強制的に最初の数百名に閲覧強要できる」とは、、なるほどねぇ。かなり勉強になりました。今後のICTは技術よりも人間感情理解の方が優先するのだろう。日本はずっと文系・理系でいがみあってたけど、ついに文理融合が必要な時代になったのかもね。

 

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「Webサービスは工業デザインに近い」という川上氏の発言は興味深いし正しいと思う。こういう記事を読むと企画業務の大変さが伝わる。うちの新人でも「企画がやりたいです」っていう奴たくさんいるけど、辛さ分かってるのか?と小一時間問い詰めたくなる。本を読むのがTV見るのと同じ難易度。文庫本サイズなら1時間ちょっとでOKってのが基本ライン。

  • 結局、Webの仕事って、8割くらいはスクリプト言語が書ければ成立しちゃうんで、残り10%とか20%のところに大量に優秀な人材を揃えたところで、っていう歩留り感はありますよね
  • 仕事がつまらないから、仕事に対してモチベーションを発揮できないから、せめて新しい言語を使って刺激を受けたい、っていうのが本音なんですよ。
  • 『ドワンゴ』で使っている動画系のメッセージングのサーバと、Webアプリ系のサーバって、まったく違う性質のシステムだと思うのですが、それでも両方PHPで統一ってなると、逆に無理があるから、バックエンドにはErlangやScalaのようなランタイムが強力なものを使い分けて、ってなるじゃないですか?
  •  今までの人類の歴史を振り返って、なにが進化の原動力たり得たかっていうと、「勘違い」なんですよw 全部勘違いで、間違った極論を言う人が世の中で突出するんですよ。バランスいい人っていうのは、もうそこで結論出ちゃっているから、進化させるようなパワーは生み出せない。間違ったことを言う人が、世の中を進化させてきたんですよ。で、間違っているから批判されるわけ。そうすると、議論が起こるじゃん。その繰り返しでレベルが上がっていく。だから間違ったことを言う人が必要なんですよ。

最近のバズっている言語はほとんど同じだと思ってる。スペイン語とポルトガル語の相似性レベル。ずっとErlangは気になっている。色々と読んでるつもりだけど、実際のサービスの会話でErlangを見たのは初めてかも。MLとErlangを使えるのが僕が思うプログラミングのプロであって、、そのレベルは大学時代に挫折した。川上氏の文系理解というか宗教理解の点はスゲーな。コンテンツビジネスを引っ張っていただけのことはある。

 

  • それで新しいコンテンツやサービスをつくるっていうのは、基本、並列化が難しいジョブなんですよ。ビジョンをつくるような仕事は、複数の人間でやると人間同士のデータ転送の帯域も狭ければ遅延も大きいから、逆に極端に遅くなる。簡単に言っちゃえば、一人でやった方が効率がいいんだよね。
  • 問題なのは、特にエンターテイメントコンテンツにおいては、ビジョンをつくっている人間がビジョンたり得るものを脳の中に最初から持っているわけではないってことなんですよ。
  • 新しいコンテンツとかサービスって、何をつくっていったらいいのかなんて、リーダーもわかってないわけですよ。試行錯誤で煮詰めていくわけでしょ? その試行錯誤を一人でやっても大変なのに、人を増やしていったら破綻するか、なんの面白みもない平凡なものをゆっくりと作ることにしかならないです。
  • これって、ひとつのものを一人でつくりあげたことがある人じゃないと多分わからないんですよ。ほとんどの人が一人でものをつくったことなんてないでしょ? だから、ほとんどの人が、もののつくり方がわからないから、アジャイルとかスクラムとかって、ある意味精神的なサプリメントとしての機能もあるんじゃないかな。みんな、どうやっていいかわからないから、そういう不安感を鎮めるためのサプリメント。

この部分も凄く大切。ここら辺は今後の大学の情報系の授業、というよりも教養として1,2年生のときに教えるべき。「本当の教養は時代を超越する」のは正しいけど、それは研究者の視点であって、学生視点に立てば今の時代での活用例をみせるべき。1995年にWindowsブームのさなか大学入学して、最初の半年で大学の授業には幻滅した。そんな遠い記憶が想い出されるレベルの議論。最高は3人なんだろうね。けど、本当に新しい事をやろうとすると損得の前に動く3人集めなくちゃいけない。そんな意味では友情も大切。それでも「動詞と名詞と形容詞のなかで一番本質なのはどれ?」なんてアホな設問を真面目に取り組むひとは他になかった。周囲は子育てで忙しい時期だからこそ誘うこともなく独りでやったらゆうに3年は掛かったけど、、まあこればっかりはしょうがない。

 

  • なんかね、会議のときに、社員が一生懸命説明している内容を聞いてて、「あれ? これ2年くらい前に同じコンセプトを僕が説明してるぞ」って思うことがよくあるんですよ。結論しか覚えないから、リバースエンジニアリングやるのに2年間かかったんでしょうね。僕はちゃんと途中の計算も最初から説明しているのに。
  • 僕の言っていることと合っているかどうか? っていうのを気にする段階で、すでに間違っているんだよね。だって僕のビジョンとかって、マーケットに受け入れられるかどうか、って視点で考えているわけじゃないですか? それがベースであって、なにも自分の宗教を押し付けようとしているわけじゃない。なんだけど、僕の話を聞く人っていうのは、できるだけ僕の話の再現性の高いアウトプットを生成しようとするわけですよ。そんなのいいから、僕みたいにもっとマーケットを意識して、正しいデータに基づいて再計算してくれよって思う。
  • マーケットを見て同じ結論を出す、もしくは、僕の結論が間違っているのならそれを指摘しろ、っていうところまで、本当は行かなきゃいけないんだけど、実際にはそのレベルになくって、僕の言っていることを正しく理解するってフェーズで、すべてのリソースを使おうとするから、おかしくなっちゃうんですよ。
  • 矛盾するようなことを言うけれど、僕の言ってることを100%正しいと思って、それを忠実に再現しようとするのが、トラブルの第一の原因なんですよ。で、第二の原因って言うのは、僕が言ってることを参考に、自分のオリジナルのアイデアを付け加えようとする。それがね、だいたい悲惨な結果を招くんですよ。
  • Webのエンジニアって、基本的に工業デザインに近いって僕は思っているんですよ。ところが、Webサービスのデザイナーって工業デザインじゃなくって…ええっと…自分はクリエイターであるべきと勘違いしてる人が多い。

成長性がある会社の企画業務ってこれぐらいハード。一人の天才で回せるのは最高300人ぐらい。だから企画も社長だけでなくチームとして進めるけど、そこに入るとこれが現実。世の企画やりたいという学生は全員この中編を読むべき。これを読んでもやりたいと思えるなら立派だよ。このあとも準エンジニア手当制度とか興味深い話題が多いけど、、、あまりに引用してもダメなので、ごれぐらいで。

 




会社で使う自作コーヒードリッパー


会社でドリップするときに目立たないで美味しい珈琲を飲むため自作しました。単にダイソー等で売ってるお茶パックを竹ひごで刺しただけだから自作というのも恥ずかしい限りだが。使い捨てじゃないコーヒードリッパーは会社で目立ちすぎる。。そんな人にはピッタリです。

 

会社では個別包装の使い捨てドリッパー付コーヒーを飲んでいる人も多い。インスタント珈琲がメインの時代から大きく変わったね。個別包装でちゃんと空気を抜いていればコンビニ珈琲のレベルに近くなる。けど、自家焙煎をする人にとってはイマイチ。試しに買って断念。

 

今までは家でしか飲んでなかった。けど、仕事にストレスが増えて会社でも飲むようになった。最初はコンビニコーヒー。良く聞かれるけど、やっぱりセブンが一番旨いと思う。けど大事なのは鮮度。客が多いコンビニは豆の回転率が良いけど、田舎に行くとどのコンビにもイマイチ。

 

もちろん使い捨てドリッパーだけの専用商品もあるけど、東急ハンズ等は高すぎる。最近はダイソーにもあるんだね。そこまで広まっているのか。けど100円で12枚。こちらは100円で60枚。竹ひごは目立つと思う方は茶色の針金とかで頑張ってください(笑


 

自家焙煎をやっているとスタバに代表される珈琲店には殆どいかない。外出中はコスパからコンビニ珈琲だから。唯一行くのは高速のサービスエリアかな。けどこのマグカップはスタバです。色が気に入ってる。奥にあるのが水筒と電動ミルのケース。今回は写真のために家で作ったので(笑 このミルの改造はそのうち機会があったら紹介しますね。

 

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ちなみにミルはカッタータイプは均一のサイズにならないので臼タイプ。

理想的には落下軸がそろっているこういうタイプの製品だが、2万円以上しかない。私はこれをずっと使っています。見てのとおり豆とミルの歯と粉の受け皿が一直線じゃないので、細かい粉は詰まる。昔は年に一度は詰まった粉を取り除いてたけど、数年まえに改造したので、かなり満足度が高い製品になってます。




コーヒーロースター:電動焙煎機

まさか電動焙煎機が1万円をきる時代がやってくるとは。

以前に自作した立場としてはびっくりです。

 

これまで電動焙煎機は8万円が標準価格。最近は新潟のストーブメーカーが作った製品が売れ筋。けど、どれも装置にガス・電気の加熱部分を持つ。パナソニックは「焙煎プロファイル(秒単位の加熱温度変化)」をスマフォから設定できる20万円の製品を発売したけど、あれはセレブか情弱向けでしょう。

 

珈琲の焙煎は「ステーキ肉を焼く」のか、「米を炊く」のかどちらに近いか?

正しい問いだけが、正しい解答に辿りつく。そして珈琲焙煎はこれが正しい問い。

もしステーキに近いなら焙煎プロファイルの価値はある。けど、ごめん。米に近い。10年以上焙煎やってきてるから体感で分かる。もっと簡単な証明がある。サイズ。どうみても珈琲豆はステーキ肉よりも米に近い。それだけの厚みしかないんだから焙煎プロファイルなんて意味ない。もちろん無意味じゃない。けど、まずは鮮度(焙煎したらすぐ飲む)やダメ豆を弾く方が大切。

 

殆どの日本人の家庭には炊飯器がある。それと同じなんだって。

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生の珈琲豆 = 玄米    ⇒数年持つ

      = 精米    ⇒1ヵ月

珈琲焙煎  = ご飯をたく ⇒3日

ミルで粉  = ○○丼   ⇒当日

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こうやって対比させると一目瞭然。普通の家庭は白米を買う。けど、ちゃんと拘るなら玄米を買って家で精米する。良く美味しいご飯を食べるために5万円ぐらいの炊飯器を買う人がいるけど、その前に1万円の精米機を買うべき。これこそがボトルネック解消思考です(笑。以前は有機栽培しかなくて玄米の方が高かった。最近はふるさと納税で玄米も安く買えるようになって嬉しい限り。

 

珈琲に凝りだすと、まずはオシャレなケトルを買う。

これが間違いのもと。毎年、珈琲が好きな新人を集めて定時後に自家焙煎講座をやってるけど、結構な確率でケトルを買ってる。そこで珈琲の真実を伝えると皆落ち込む。それだけ形から入るというか宣伝の効果なのかもね。あのオシャレなケトルの効果は「「の」の字でお湯を入れること」だけど、これ自体がほとんど意味ない。それよりも83度の方が大事。お湯をそそぐ間ずっと83度をKeepするには、いちど水筒に入れた方がいいです。昔はちゃんと温度計で測っていたけど、熱湯は100℃以上にならない。だからあらかじめ分量をはかった水を水筒に入れておけば必ず83度になる。もちろん水筒だからやかんよりも流量は細いし「のの字」だったかける。こういうのが真のノウハウです。

 

細かく粉砕すると苦味が出る。

これも間違い。単にダメ豆を弾いてないだけ。弾けば、とことん細かくした方がコストパフォーマンスが高い。けど、やりすぎるとミルで詰まる。だから私は粉がつまらないようにミルの中身まで改造してます。このため、どの市販製品よりも細かい粉にできる。

 

ここら辺のノウハウを書き出すとキリないので。焙煎の話題に戻ります。これまで加熱部分が無い製品は手回ししかなかった。だからこそ1万円を切る値段は理想形。私の自作焙煎機は材料費3000円未満だけど、製作時間を考えたらこの製品は十分に考慮に値する。実際に買って使ってみました。想像以上の完成度。レビューでは色々と書いている人もいるけど原理的な部分に文句つけるなら8万円の品を買え、といいたい。「品質のばらつき」については運としかいいようないけど、私の家に届いた製品は問題なかったですよ。

 

問題点は、、.船礇佞飛びまくること。

焙煎の奥義は密閉度合いのコントロール。私は商売してない中ではかなりのマニアですが、以前にもっとプロなサイトがあった。そのサイトは大学を卒業してプロバイダーが変わったタイミング(たぶん)でなくなってしまった。もったいない。彼の考察は本当に参考になった。その彼の影響でゴールド製フィルターを使うようになったから。紙フィルターだと油分を吸収する。だからコーヒープレスを使う人も多い。けど、極限まで細かくするとプレスじゃダメなんだよね。。なのでこの金属製フィルター。

 

おっと、断線してしまった。珈琲の手焙煎なら、専用網でもフライパンでもナベでも何でも良い。けど、彼は色々と試して、最終的に「やかん」で手動焙煎を進めていた。この正しさ。密閉すぎてもスカスカでもダメなんだよ。この機械はスカスカ。だからチャフが飛ぶ。私の自作機械は2号機から一部だけ網にしたから。

 

問題点◆.汽ぅ困でかい

コンロの上で電動で回す機械の経験上、豆が多すぎても少なく過ぎても焙煎度合いが均一化しない。私の機械は300g。ここからプラマイ50g以上変化するとダメ。そしたらこの機械は、、、多分500gじゃないか。一度しか使ってないけど、このサイズで200gとか在りえないぞ。もちろんもっと弱火でもっと長い時間をかければいいかもしれないけどねーー。

 

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結局、炊飯器が1万円〜5万円になっているように、焙煎機も日本の全世帯が買えばこれぐらいの値段になるのだろう。今は過度期かな。そうであっても手網で焙煎は週に200gが限度です。4年間ぐらいずっと手網のみだったから実感値として分かる。いまは1ハゼで止めて、週の真ん中に手網で最後の調整をしてます。焙煎したら数日(1日間〜一週間)というけど、やっぱり3日を過ぎると味は変わるから。この機械が流行って日本で自家焙煎する人が増えたら、このノウハウも広まるだろう。それぐらいの差あるよ。「のの字」のノウハウは一番影響度低い。まだ紙フィルターを折る方が効果あるから。

 




男性下着の進化

 

女性の下着は文明とともに進化した。コルセットとか行き過ぎもあったけど、イチジクの葉の時代と比較すれば格段の進歩。「異性へのアピール」と「着心地の良さ」。本質的に矛盾する二つを達成してる。

 

けど男性下着は??

 

宇佐美氏はこの本以来気になってた。

『肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方』

ひさびさにアゴラ見てたら気になる記事が。

http://agora-web.jp/archives/2027501.html

 

休日朝に素っ裸になるほど裸族な人は会ったことないけど、酔ったら脱ぐ人はいた。女性ならいいかもしれないが、男性だとめんどくさいだけ。裸族だからこそ下着会社。これこそ天職。気になって調べたらこちらも面白い。

https://makuring.com/toot/

 

ここまできたら買う。たかがパンツにここまで出したのは初めて。

そしていま履いてます(笑)

 

けどーーー、どこまで感動するかは個人差あるね。

ジャンプで同時代的に読んでた世代として「お稲荷さん」で表現するが、ほんとそのサイズで変わる気がする。シャワーから出て履いてついついジョジョ立ちして、そのあとソファーで書いてるだけなので、本当の感想は明日夜かな。

 

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真の価値は、尻の穴とクンバハカ

わかった。このパンツの真の価値は尻の締まり具合。これだけ尻が閉まってもお稲荷さんは窮屈じゃない。これが真のイノベーション。身体技法において腰の安定性とか姿勢の良さが話題になることは多い。けど、一番のベースは尻の穴をしっかり閉めているかどうか。それが安定性のベース。穴がスカスカ空いてたら姿勢だけ良くしてもグラグラするだけ。僕は中村天風の本で知った。日本の隠れた偉人にして日本人初のヨガマスター。ヨガの技法のコアがクンバハカ。これを

/の穴をしっかり締めて

肩を落として

J⊆宛撞

と説明していた。本当はもっと深い身体技法があると思うけど、エッセンスを分かりやすく説明している。尻の穴をしっかり締めるのは意識しないとなかなかできない。だからこそこのパンツ。程よい感じで締まる。確かにこれならイノベーション。パンツ社長の講演内容も盛ってない。いまで尻の穴を締めることを意識してなかった人は大きく変わると思うよ。

もともと姿勢を正す=胸を張る みたい認識が大間違いなんだから。

 

そんな意味では、18の時に中村天風の本を読んで以来ここら辺は意識してるので、個人的な効果は感動レベルではなかったけど、尻の穴を締めてくれるサポートの心地よさはかなり感じる。この内容を始めて知った人は感動レベルになるのは間違いないし、3,000円以上の価値はあるね!


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tootを買った後で他のサイトに行ったら「日本で唯一の、お尻の感染症を郵送でチェックできる病院」という広告が。これがアドテックか。なるほどねぇ。ならば、この本も薦めておきます。ヨガの本としては世界最高峰。発売当時にたまたま立ち読みして感動して買ったけど、五年前ぐらいに派遣の人が絶賛していた。その人はヨガのインストラクターの道を究めるためにうちの会社を辞めたけど、絶版→値上がりという状態でなかなか買えないとぼやいてたから。いまは第2版も出たので、ホントオススメ

[2019.05.28 20:15]

 

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コンプレッションパンツの普段履き


TOOT以来、色々試してやっと分かった。スポーツ時に着用するコンプレッションウエアーを普段から履くという選択なんだね。普通はブラブラしないようにパンツの前側も押さえつける。流石に普段着では窮屈。だからコンプレッションパンツの前側だけゆったりしている製品を買えばいい。もちろんTOOTが一番なのだが、さすがに一週間分すべてTOOTにするとコスト高。Amazonで買える商品の中では、TESLAメンズボクサーブリーフSURENOWメンズボクサーパンツがオススメです。肌触りは個人差あると思うけど、こんな感じかな

 

       前側ゆったり  お尻引き締め  肌触り

TOOT    100       100     100

TESLA     70       80      80

SHURENOW  60       70      60

 

SHURENOWはついついメタル調を買ってしまったので、肌触り点数がイマイチなのかもね。ほんと履いてるとプロレスラーになった気分(笑 こうみるとTOOTに勝てる製品は無いけど、TOOTを普段着にできるほど高給取りではないので(汗。ちなみに他のSYH003Chenfeiも買ったけど、SYH003はほんと単なるブリーフ。お知り引き締め0点。多色展開と値段だけ。Chenfeiはお尻引き締め度20点ぐらいかなぁ。ということで色々と製品を買って比較したから随分と調査費用が掛かってしまった。。俺が若かったらこのネタでYoutuberデビューするんだけどなぁー(オイオイ 皆さんもリンクから購入して調査費用の僅かながらの補填に協力してください(笑




『新版 動的平衡』 福岡伸一

「生きる」のモデル化。自己を分解して捨てる価値。


三大欲求=食欲・性欲・睡眠欲は誰でも知っているけど、今の生命観は遺伝子と自己複製に毒されすぎ。千島学説にも興味がある立場として、生物学本流でここまで深い知的興奮を感じる本に出会うのは初めて。個の生命に着目すれば「エントロピーの法則に逆らう」ことが本質。それはちょっとでも生命について学んだ人にとっては常識的な生命観。けど、これはスタート地点よりは終着地点だと思っていた。まさかここから掘り下げれるとは。シュレディンガーはネゲントロピーという用語を作ったが、これは単なる逆語で概念を深める効果は零。この新版で追加された福岡氏のモデル化はノーベル賞のレベル。

 

この10年で日本はダメダメになった。

頭脳部分をGAFAに抑えられ、製造部分を台湾と中国に抑えられた。どちらももう逆転は難しい。それだけ両側ともプラットフォーム/エコシステムが出来上がっている。けど、この福岡氏のモデルに国全体を賭けることができたら逆転の余地があるかも。ここまで言い切れるのは「作用マトリックス・固有値1+k△」でモデル化した長沼氏だけだったが、福岡氏のモデルもそのレベルまで到達している。これは本サイトにおける最上級の褒め言葉です。特にES細胞やiPS細胞の解説が目から鱗なんだよね。小保方さんの時は山ほどニュースが溢れたが、この文章が一番頭と心に響く。

 

ガン細胞はES細胞と極めて似通った、おそらくは表裏一体の関係にある。私たちがもし、ガン細胞に再び正気を取り戻させ、人体組織の一部に分化することを思い出させることができたなら、私たちはガンを制御することができるはずである。しかし、長年の研究を経ても、未だガン細胞に再び「空気を読ませる」ことに誰も成功していない。おそらく、現段階では、私たちはガン細胞を制御するのとほとんど同じ程度にしか、ES細胞やiPS細胞を制御できないだろう。それは分化をコントロールすることに関して、同じ科学と同じ技術を必要とするからである。つまり過去、何度も何度も喧伝されたガン征圧の勇ましいプロミスが「果たされた」のと同じ程度にしか、再生医療へのバラ色のプロミスも果たされることはないだろう。私にはそう思える(P.170)

 

主観的な時間の流れは心臓の鼓動のスピードが作る。

ネズミにとっての1ヵ月が人間の1年に相当する。こういう生命観は『ゾウの時間、ネズミの時間』で常識となった。だとすれば何もしなくても10年ぐらいでこの本も常識になるかもね。けど、そのスピードじゃ遅い。特に昨年からIT業界や製薬業界が先導してリストラを進めている。国全体が本格的に負け始めているから。ここは好き勝手に書いている個人Blogだけどうちの会社のことは書かない。個人的な小さい不満を書く場所じゃない。けど、IT業界において45歳以上の希望退職を募る事と、残った人にこの本を渡す事はセット。それが分からん経営者は辞めさせろ。そもそも年齢で区切っている時点で世界レベルで見れば負け確定。単に給与体系が硬直→「給料をなかなか下げれない」のと「歳をとったら頭が固くなる」という先入観だけじゃん。

 

自己改善意欲と学習意欲だけなんだって。それは年齢とは関係ない。個人差の方が大きい。

年齢なんかよりこれらのモデルの価値を理解できるかどうかで判断する方がよっぽどマシ。そもそも人の能力の差を生み出すのは学歴でも地頭の良さでもない。真に大事なモデルをどれだけ理解して、どこまで応用できるか。それだけしかない。パターンじゃないんだよ。デザインパターンを筆頭にパワポ上のパターンとか世にパターンは溢れてる。パターンとモデルの違いが分かるだけでも出来る社員に近づける。

 

そんな意味では、この二つに加えて中込氏の『唯心論物理学の誕生』で紹介されたアーチ思考。この三つが僕にとっての三大モデル。久しぶりにAmazonで見たら絶版&値上がりは想定範囲内だけど15000円とはね。。そしてレビューが零。分かる。この本に生半可なレビューはかけない。なぜかって唯心論→この世は心・魂しかない→この現実世界世は生きている人の認識の共通部分でしかない って理論だから。いまの常識の真逆。だから流石にこの本の理解度で希望退職は無しでしょう。

 

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今日はAIモデルで底に落ちてた。ついついDEJAとELLEで3時間ぐらい遊んでしまった。。流石に逃げるのにもイヤになって夕方からこの本を読み始めた。この本を読んで分かった。動的平衡は知識・推論の世界でも当てはまる。この世に絶対的に正しい知識なんてない。現実世界が変わるのだから、知識もつねにアップデートしながら推論しなかん。その仕組みがない静的・単純線形拡張モデルのクソさ。福岡氏のこのモデルの核は生成でなく分解優先なこと。捨てる勇気。それはエゴとの関係も含めて今後広まっていくのだろう。

 




甲斐/木曾 駒ヶ岳の名の由来

 

2017年12月に甲斐駒ヶ岳。2019年のGWに木曽駒ヶ岳に行って来ました。甲斐駒で不思議な写真が撮れて黒戸尾根の出発点の神社の由来を見て以来ずっと考えてきたけど、木曽駒に登ってやっと答えが分かった。そしたら見事に彩雲が出た。山岳パワースポットを追求している立場としては、非常に感慨深い登山でした。

 

 

日本の著名な山は神話時代からの伝説がある。ところが全ての山が該当するワケじゃない。たとえば恵那山

古くは胞山、胞衣山とも書かれ、また角度により船を伏せたように見える事から舟覆伏山 (ふなふせやま) などとも呼ばれた。吉蘇志略で「天照大神がここで降誕され、その胞衣(えな)がこの山に埋められた」と記載されており、これが山名の由来とされている 

かなり重要な位置づけ。本当ならば両駒ヶ岳もこのレベルであるべきだが、現在は「駒とはのこと。山体が馬の形をしている、雪形に馬の形が出るなどで名付けられている。」 だから駒ヶ岳最高峰の甲斐駒も、続く木曽駒も由来がイマイチ。甲斐駒には聖徳太子の黒駒伝説があるけどね。それでも恵那山に比べると見劣りする。神話に繋がる由来じゃないと山の格に合わない。

 

日本神話においてアマテラスが天の岩戸から出てくる場面は超有名だが、そもそもアマテラスが隠れてしまったのはスサノオが狼藉を働いたから。その狼藉の中に「馬の皮を剥いで姉のアマテラスがいる機織り小屋に投げ込んだ」があります。このスサノオが殺した馬の頭が埋まっているのが甲斐駒で、胴体が埋まっているのが木曽駒。そして頭と胴体を切り離した剣が宝剣岳になった。

 

甲斐駒の方が少し高く、兜のような甲斐駒と、なだらかな形の木曽駒。面白いのは甲斐駒の黒戸尾根に何個か剣が刺さっていること。これは木曽駒のように宝剣岳が無いから依代として刺したのだろうね。

 

次の疑問は空木岳の名前の由来ですが、木曽駒から縦走中に悪天候。稜線を諦めて檜尾岳から直接下山しようにも自分のレベルでは越せない場所が。結局、ヘリで救助されてしまった。。山に行かないと答えは降りてこないので、謎解きも当分先です。。

 

 




哲学としての言語に足りない視点。「ら抜き言葉」と「こそあど+な」

コンピューター学をマスターするこつは、「とりあえず分かった気になれば、それでいい」と考えることです。一度に何もかも理解しようとするのは、コンピューター学では失敗のもと。《略》その意味ではコンピューター学は英語の勉強に似ています。「なぜ同じBE動詞がI(私)が主語のときはAMになり、YOUのときはAREになるか」なんて疑問は「とりあえず」横に置いておいたほうが英語はマスターしやすい。それと同じことです。(P126)

たまたま坂村健氏のコンピューター入門書があることを知った。いままで入門書としてはこちらの本が最高だと思っていたけど坂村教授だからね。日本の偉人にしてノーベル賞(いやICT分野はチューリング賞)に一番近かった。(いや潤ちゃんの方が近かったかな。ここら辺は後述で)

 

これは正しくもあり、間違っている。

正しい点は、コンピューターにおいて実現ハードは時代と共に変化してるから。昔は歯車で作ろうとして失敗した。最初のコンピューターは真空管。別に素子を人間にしてもいい。北朝鮮もあんな完璧な行進パレードさせるなら、ON/OFFと書いた旗もたせて人間で8bitコンピューターを実現して欲しい。そしたら人類のコンピューターに関する理解度が上がる。以前に誰かかがそう書いてた記憶。完全同意。

 

間違っている点は、言語の奥の哲学を認めない風潮。

言語の奥には「この世界をどう認識するか?」という哲学がある。以前にも書いたウォーフを真に理解することだけど、「エスキモーの雪の色」までしか広まってない。日本語は色んな意味でアバウト。大学院時代に散々やって痛感した。受身と可能がおなじ形って、他の言語からみたらアホ丸出しだよ。日本人のイノベーションが改良どまりなのも、チャンレンジ精神が少ないのも、受身と可能が一緒だから。誰かに言われて嫌々受身の姿勢でやるのが日本人。生きていくには恵まれた自然環境の島に、たまの大災害。そしたら受身と可能が同じ助詞になっても当然。暴論というかもしれない。けど、無意識レベルで作用する。それが言語の奥にある世界認識の怖さ。そろそろそこまで議論すべきでは?

 

だから政府がイノベーションのために色々とやる前に、まずは「ら抜き言葉」を強制普及させた方が良いと思う。絶対に変だから。あれ以来、どれだけ上司に書類を訂正されても、ら抜き言葉を使ってきた。思想の闘いってそういうこと。周りからアホだと思われる。けど、思想レベルで闘えないのにイノベーションなんてありえない。みんなビジョンの大事さを言う。違うな。その手間に思想がある。

 

英語は「その場にいる、ある」という意味の存在詞も人称で使い分ける。「自分がいる」のと「彼がいる」のは違う。自分はいるのは意志だから。彼の意志は彼の頭の中だから分からない。けど、少なくとも自分は意志をもってここにいる。生き残るために。そういう風土に育てば人称で存在詞を変えるのは当然じゃん。

 

今は英語もコンピューターも小学校からやるんだって?

じゃあ絶対に「とりあえず覚えろ」はやめておけ。「世界の受けとめ方が違う」ぐらいは言え。英語は中途半端な文法書じゃだめ。これじゃないと。この本を読めば英語における世界認識が日本語よりもロジカルで詳細な事が分かる。理系な人はこの本で学んだ方が絶対に頭に入ってくる。もちろん突き詰めればこの世界という連続体を無理やり分割しているから、どこかに恣意性はでる。けど、aとtheと冠詞なしと複数形の使い分けについて、その分割意図を知ることは凄く大事。

 

「なんな」について。

あれ以来いつのまにか「そんななんな」という言葉を使い始めた。「そんなこんな」は一般用語。「あれこれ」ほどは多用されないけど。「そんななんな」はぐぐっても僕のサイトしか使ってない。昨日の記事はたまたま使った。そういう文章だから。そしたら「誤記? じゃないとしても読んでいる人にはそう思われているよ」と言われた(笑 だからちゃんと説明することこにした。

 

指示詞における「こそあど系列」って当然すぎて日本の学校では教えない。近接の「こ」、間接の「そ」、遠間接の「あ」、疑問の「ど」 これらによって指示詞ができてる。「この、その、あの、どの」「これ、それ、あれ、どれ」院で日本語処理をして始めて知った。当たり前なことに名前がつく快感ってある。そして僕も含めて日本人はフィーリングで使ってるから、「そ」と「あ」の区別はちゃんと言えない。言語って、いちばん奥にはそういう世界がある。

 

けど、疑問の「ど」は足らない。

「ど」は答えがどこかにあることが前提だから。答えが無いかもしれない問いは「な」系列なんだよ。これは無自覚だから指示詞になってない。「なぜ」はあるけど、「なの」も「なれ」もない。けど、この先、答えの無い問題に取り組んでイノベーションを起すなら、「ど」と「な」の区別は必須。ら抜き言葉については同じ意見の人もいると思う。けど、この区別まで訴える人は他にいないのかもね。ちょっと寂しい。。

 

たまに「そんななんな」と書きたくなることがある。

これが最大限の説明です。皆に馬鹿にされると分かってる(笑 けど、30年経過したらこちらの用語が広まるから。母語話者はフィーリングと思想があれば言葉を増やしていいから。それが時代に合わせて世界認識をアップデートすることになるから。

 

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坂村健の本は流石の内容。コンピューターを「無色透明な道具」と呼び、その仕組みはハードでなくソフトが本質。(担うハードは歯車、真空管、トランジスタと変化する)そしてそのソフト:理論部分はシャノンとブールの偉大さを説明する。やっぱりどれだけ分かりやすく書いても大学の先生だね。梅津氏の本より難解な部分はある。けど、坂村先生の視点こそが大事。そして、一番のポイントは人工知能において未だにシャノンもブールもいないこと。

 

「意味があるとはどういう意味か」にシャノンは答えてない。シャノンは情報の符号化と新奇性だけ。意味と新奇性は少ししか重ならない。ブールの論理式をAIの核とみなす。未だにそんなこと言ってる人がいるからAIの研究は停滞してる。様相論理は核にならないんだよ。そんなのは20年前から明白だったじゃん。うちの貴ちゃんは認めなかったけどさ。今ならはっきり言える。様相論理は中2病なんだよ。この一言で伝わらない人は哲学のセンス無いから、人工知能の中でも数学だけでやれるDeep Learningにした方が良いかもね。

 

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そういや潤ちゃんも死んじゃったんだね。一時代が終わった。坂村健以上にチューリング賞というよりノーベル賞に近かったのが西澤潤一。僕らは潤ちゃんと親しみをこめて呼ぶ。いや文系の連中は大学の予算の半分を工学部に振り分けていたから反発してたかも。けど、ぼくら工学部出身にとっては憧れ。そもそも入学のときは潤ちゃんが総長だったしね。大学4年のときには工学部向けの講演会があった。講話の最初に戦争の話を出して、「これだから戦中派はチートな話し方するんだよ」と思ったけど、日本が戦争で徹底的に負けたこととその後の発展には密接な関連があったのだろう。

 

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シャノンの不備に気づいたのは20のころ。けど、ブール代数に変わるものはまだ完全ではなかった。それが叩くに代表される動詞群の処理。10連休まるまるかかるかも。。




ブラウザからラズパイの電源を切る

ラズパイの電源を切るにあたって、物理的なスイッチならばネットに色々と情報があるけど、音源ボードつけると実現できない。通常はパソコンからSSHでログインしてシャットダウンコマンドだがメンドイ。せめてスマフォから簡単に電源を切れるようにしたい。ブラウザからボタン押して切れるのが理想だけど、そのためにApatchを動かすのも重い。pythonで簡易Webサーバーを考えたけどcgiが上手く動かない。。

 

しょうがない。腹をくくってnetcat

nc -l -p 10025 -e /bin/sh 

他の端末からポート10025にアクセスすることで、入出力が/bin/shにリダイレクトされるようになる。すなわちバックドア

 

-eオプションはパッケージ版だと無効なのでソースからインストール。

さすがにバックドアは困るので下記のようなスクリプトをつくって

---------

#!/bin/bash

while :
 do
   read key
   case "$key" in
     *shutdown* ) sudo su -l root -c 'shutdown -h now' ;;
     *ls* ) ls -ls ;;
     *reboot* ) sudo su -l root -c 'shutdown -r now' ;;
     "q" ) echo "quit"
          break ;;
      * ) echo $key  ;;
   esac
 done

---------

ブラウザからhttp://x.x.x.x:10025/shutdown

とアクセスしてシャットダウンできるようにする。自動起動のために/etc/rc.localから呼び出すけど、root権限はパスなのでユーザー権限で動かす。ユーザー認証の仕組みは無いです。。

 

もっとスキルがあればもっとCoolで簡単な方法で実現できると思うけど、私のスキルではこれが精一杯。このレベルの情報が参考になる人がどれだけいるかも分かりませんが、色んなサイトを調べつつpython断念から含めたらほぼ半日以上を費やしたので、ここに書いておきます。

 

実際にちゃんと動作するけど一瞬だけブラウザにioctlのエラーがでる。。shutdownのコマンドを投げる場所がttyじゃないからだと思う。詳しい方がいたら教えてください。

 

どうやらこの内容みたいだね。

 




絵の才能

以前にも発達障害について借金玉さんの本を紹介した。

軽度の発達障害なんて、誰でも当てはまるとも思っているけど、


https://toyokeizai.net/articles/-/266796?page=4

この絵はまさしく才能。エヴァ好きなら涙出るレベル。これを百均の用具つかってすぐに描けるならむちゃくちゃ凄い。惚れるの分かる。ひさびさに本物の絵の才能感じた。


いや違う。本質は空。エヴァはどっちでもいい。この空の色を見るために山に行ってる。本当に空気が綺麗じゃないとこの色は出ない。紫と黄色のバランス。この空を無から生み出せるのか。生めないからこそ山に行ってる身としては本気で羨ましい。


社会の余裕か。この二人は田舎に移住して自給自足で暮らして欲しい。都会だと治らないとなんとなく思うから。




やれたかも哲学

あれから1年。『やれたかも委員会』の2,3巻目がアマゾン読み放題になってるのに気づいて読みました。一年前に全作読まなかったのは、一巻だけで色々考える良いきっかけになったから。

 

やれたかもの回数の多さは幸せではないね。経験人数と一緒。零は寂しくても多すぎてもイマイチ。心の交差の質が大切。

 

3巻のあとがきにある。

「やれたかも委員会ってエピソードさえ集まれば、ずっとこのパターンで続けれるんじゃないですか?」とたまに人に言われるのですが、描いてみると意外とそういうわけにもいかず《略》 同じようなことをやっているようで実はもう少し内容に深みにといいますか、なんといいますか

の文書を読んで考えこんでしまった。

 

深く考えるのは哲学。

そのテーマが「やれたかも」でも深く考えれば哲学。勝手にそう決める(笑)

 

3冊も読めば結論みえてくるね。

作者もそれが見えているから、同じレベルのエピソードを書けない。もっと深いものを書きたくなる。分かる。同じレベルを作り続けて満足できるなら芸術家じゃない。確かに黄昏流星群はずっと同じトーンで続いてる。その良さもあるけど、あくまで島耕作があるから。メインの作品が同じレベルでの量産は悲しい。

 

女の子に振り回される男の子。これが8割以上。

男性に振り回される女性なんて2割いない。委員会で体験を言う人の割合が示してる。

 

遊び100%で振り回しているなら、いくら男でもやれたかもと思い出すことはない。「悪い女にひっかかった」ぐらい。だから当落線上のダンス。それに振り回される男。女性の性欲の儚さ。それは二巻のcase016:完全個室隠れ家レストランで一目瞭然。答えは「どっちでもいいんだよ」

 

けど、どっちでもいいという時点でゴールじゃない。

ここが男の分からない点。

 

 

答えは明智光秀の辞世の漢詩と同じだと思った。

極論、男はセックスがゴール。女性は違う。セックスしなくてもゴールが手に入ったら、わざわざする必要もない。男性側がいつの間にか女性にとってのゴールを渡すのが根本原因。けど、女性にとってのゴールを知らない男性は八割になると思う。残りは無意識で分かってる。分かってる男は当然セックスの前に渡さない。悪い男はセックスしても渡さない。多分、その二割の中の半分以上は悪い男だね。だから女性はゴールを知らない男性からゴールを奪った後でも、しょうがなくセックスしなくちゃいけない。じゃないと「良い男性」とは上手く行かない。結婚の先にある幸せはそこ。けど、ここまでは知らない女性が半分以上。だから結婚率が下がり離婚率もあがる。この漫画を読み終わってそんなことを考えた。

 

そして、そのゴールを言語化できる男は1%かもね。
けど言葉で表現すると二割嘘が入る。言語よりも下のレイヤーを無理矢理言語化するとそういう羽目になる。だから書かない。分からない男が答えだけ読んでも、case014がより酷くなるだけだよ。コンドームあったらやれた。でも多分、中折れしてた。と喝破する月女史は相変わらず凄い。作者は月女史のセリフを考えるなかで、「やれたかも哲学」をしている。塾長の発言は哲学じゃない。あれは文学。一巻のときは好きだったけど、三冊目までくるとちょっと飽きるかも。

 

やれたかも哲学の最終地点は言葉にしちゃだめ。だから漫画の1コマをおいておきました。この表情でこの発言。この画像をスマフォの待ちうけ画面にして毎日みてれば、いつかきっと同じモノが出せるようになる。その時心にうかんできたものが答えです。

 

 




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